少年隊の「仮面舞踏会」。1985年12月の発売直後、オリコンチャートでいきなり1位、1986年のオリコン年間シングル売り上げで堂々第3位。そして、第28回日本レコード大賞最優秀新人賞!80年代を代表する男性アイドルソングです。
80年代初頭からジャニーズの進撃が始まります。たのきんトリオに、シブがき隊。そして、85年デビューの少年隊が第1期ピークではないでしょうか。
その少年隊のファーストシングルが「仮面舞踏会」です。
レコ大を始め、各種新人賞を総なめ。
ちなみに、レコ大の他の新人賞が
西村知美(曲:「わたし・ドリーミング」)
真璃子(曲:「夢飛行」)
水谷麻里(曲:「乙女日和」)
ですので、(小さい声ですが)女性アイドル冬の時代でもありました。
そして、1986年12月31日。
レコ大を終えたばかりの少年隊は、帝国劇場からNHKホールに向かいます。
こちらが帝国劇場(千代田区)
そしてNHKホール(渋谷区)
そうです。
第37回NHK紅白歌合戦です。
紅組司会が目加田頼子アナウンサー、白組司会が千田正穂アナウンサー。
紅組キャプテンが、連続テレビ小説「はね駒」の主人公を演じた斉藤由貴。
白組キャプテンが、往年の「若大将」加山雄三。
紅組のトップバッターが オギノメちゃんこと荻野目洋子(初出場)、歌うはモチロン大ヒット曲「ダンシングヒーロー」。
そして、白組トップバッターが、我らが少年隊。
その時 事件が起きます。
白組の司会が加山雄三先生、
やってくれました。
「では、歌うは少年隊。曲は『仮面ライダー』!!」
生放送の紅白歌合戦には、放送事故的ハプニングはつきもの。
この出来事は、微笑ましい部類。
なお、この事態を見ていたジャニー喜多川はメンバーに対し「最高だったよ、加山さんに感謝しなよ」と言われたことを『サンデーLIVE!!』で東山が明かしている。(wikiより)
1985年12月 の この日。
少年隊
錦織一清 21歳
植草 克秀 20歳
東山 紀之 20歳
荻野目洋子 18歳
斉藤由貴 20歳
加山雄三 48歳!
目加田頼子 25歳!
千田正穂 37歳
そして、ジャニー喜多川氏、 54歳!!
みんな若い!
では、次回 80年代あいうえお辞典「き」の項でお会いしましょう。