よ:吉田君のお父さん【よしだくんのおとうさん】

80年代

こんにちは!セイジュン@80年代少年(@39Seijun)です。80年代あいうえお辞典、今回は「よ」の項。「オレたちひょうきん族」の人気コーナー「タケちゃんマン」に出ていたキャラクターです。

 

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オレたちひょうきん族

まずは、「オレたちひょうきん族」から。土曜夜8時といえば、70年代は「八時だョ全員集合!」の圧勝でしたが、80年代に入り、マンザイ・ブームの勢いでフジテレビが始めた番組が「オレたちひょうきん族」です。

1981年5月の特別番組(いわゆるパイロット的な放送ですね)に続き、同年10月10日からレギュラー化されました。「全員集合」が小学生向けだったのに対し、中学生以上は徐々に「オレたちひょうきん族」派が増えていきました。

フジテレビが元気な80年代の幕開けですね。ちなみに「オールナイトフジ」が1983年、「夜のヒットスタジオ」のデラックス化が1985年、FI中継が1987年です。バブル真っただ中。。。

 

タケちゃんマン

さて、「オレたちひょうきん族」に話を戻します。1時間の番組はいくつかのコーナーに分かれていましたが、大きく2つに分けると前半が「ひょうきんベストテン」、そして後半が「タケちゃんマン」でした。


 

「タケちゃんマン」のコーナーは、ビートたけし扮するタケちゃんマンと明石家さんまのブラックデビルを軸に、コントからラストは対決ものという流れで進みました。

1981年1月から「ビートたけしのオールナイトニッポン」も始まっており、当時の中学生・高校生にとって「殿」は憧れの存在。そしてさんまさんは旬の若手という存在で、ここで人気が爆発。このあとは例えば1982年から始まる「いいとも」の金曜レギュラーに1984年4月から選ばれるといった時代でした。

 

吉田君のお父さん

さて、「タケちゃんマン」の中では芸能人だけではなく、一般人も登場しました。見ているコチラは何だか分からないのですが、楽屋ネタ・楽屋落ち風で画面の中の雰囲気に呑み込まれて楽しくなっていきます。

今では普通の「業界の内輪ネタ」ということになりますが、当時は斬新で、やっぱり「全員集合」にはない新しさがありました。

さて、その中の一人が、吉田君であり、吉田君のお父さんです。

吉田君は、牛です。吉田君のお父さんは人間です。この時点でシュールなんですね。

タケちゃんマンのコーナーで牛が必要になり千葉から乳牛を呼び寄せたと。で、その飼い主でついてきたのが酪農家の安川勝司さん。

タケちゃんマンが安川さんに目をつけて、乳牛も飼い主も登場。そして「牛だ!」が「吉田!」になまって、乳牛が「吉田君」になり、飼い主の安川さんも「吉田君のお父さん」になったという話です。

こうやって文章にしてしまうと面白味が伝わらないのですが、殿の狂気の目をしたボケとさんまさんの高音の笑い突っ込み、そして「吉田君のお父さん」が天然のまま「ガチョーン」と繰り出して全体がひっくり返るという構造は面白かった。やっぱり80年代のフジテレビっぽくって今思い出してもたまりません。

さて、後日談。

吉田君はブームが一段落したあと、安川さんから「市原ぞうの国」にひきとられて、1990年老衰のため23歳で大往生されたとのこと。専属の獣医さんはこんなに長生きしたホルスタインを初めて見たといったらしく、現在遺骨は同園の霊園に埋められたそうです。

そして、安川さん。2002年4月28日他界されたそうです。享年66歳。ちょっとお若いですね。。。

さて、80年代あいうえお辞典、「よ」の項はここまで。次回から「わ」行へ。遅々として進みません(汗)が、五十音も終盤戦。ネジ巻いていきますので、また是非お立ち寄りください。