1984年:アルバムベスト10【追憶の80年代】

80年代

こんにちは、セイジュン@アラフィフ応援隊です。追憶の80年代。今回は1984年のアルバムベスト10です。

この年は、圧倒的なマイケルに続いて、またもやサウンドトラック。

サザンにユーミン、チェッカーズなどなど、懐かしのmid80sですね。

1位 マイケル・ジャクソン「スリラー」 

前年度年間6位でしたが、1984年のこの年、大ブレイクです。何しろ、史上最大に売れたアルバムで、1983年発売から現在まで6,500万枚の売り上げですから。

アルバムタイトル曲の「スリラー」「今夜はビート・イット」「ビリー・ジーン」などのいわゆるビデオクリップでもクオリティの高い曲満載。

ポール・マッカートニーとのデュエット曲「ガール・イズ・マイン」やら、名曲「ヒューマン・ネイチャー」も入っていて、これはすでにオールディーズの名盤ながら、今聞いても全く古びていないアルバムです。

そうそう、アルヤンコビックさんの「イート・イット」も好きでした。

1.Wanna Be Startin' Somethin'
2.Baby Be Mine
3.The Girl Is Mine
4.Thriller
5.Beat It
6.Billie Jean
7.Human Nature
8.P.Y.T. (Pretty Young Thing)
9.The Lady In My Life

 

2位 サウンドトラック「フットルース」 

ケビン・ベーコンが高校生役として青春ダンス映画に出る。で、そのサントラが日本で年間2位を占める」この事実に、今となっては驚嘆です。

青春ダンス映画なので音楽も充実していて、タイトル曲は当然「フットルース」で、ケニー・ロギンス 。

それ以外にも「ヒーロー」((ボニー・タイラー 。TVドラマ『スクールウォーズ』でも使われました。)「ネヴァー」(ムーヴィング・ピクチャーズ。こちらもMIEさんが唄いました)などなど。

ほんと80年代のにおいが満載です。

1.フットルース~メイン・テーマ
2.レッツ・ヒア・イット・フォー・ザ・ボーイ
3.パラダイス~愛のテーマ
4.ヒーロー
5.ダンシン・イン・ザ・シーツ
6.アイム・フリー
7.誰かの愛が…
8.危険なガール
9.ネヴァー

3位 サザンオールスターズ「人気者で行こう」 

サザン、7枚目のオリジナルアルバムが、ランクインです。

「JAPANEGGAE」から始まり、「よどみ萎え、枯れて舞え」、シングル曲では「ミス・ブランニュー・デイ 」、ライブの定番「夕方 Hold On Me」まで。

「夕方 Hold On Me」は、たしか「ALL TOGETHER NOW」のライブイベントで佐野元春さんと一緒にやっていたと記憶しています。今は亡き国立競技場のライブイベントの走りですね。

いずれにせよ、サザン中期の名盤で、”エスパー”矢口さんやら元スペクトラムの新田一郎さんやらが参加しており、ホーンセクションが充実で、かっこよかったです。

1.ジャパネゲエ
2.よどみ萎え、枯れて舞え
3.ミス・ブランニュー・デイ
4.開きっ放しのマシュルーム
5.あっという間の夢のTONIGHT
6.シャボン
7.海
8.夕方 Hold On Me
9.女のカッパ
10.メリケン情緒は涙のカラー
11.なんば君の事務所
12.祭はラッパッパ
13.Dear John

4位 チェッカーズ「絶対チェッカーズ!!」 

チェッカーズのファーストアルバムが4位にチャートイン。

「ギザギザハートの子守唄」「涙のリクエスト」などが入っております。

この年デビューのチェッカーズ、たしかにインパクトありました。

バンドでありながら、チャーミングだし、コントなんかにも出たり。

とんねるずとのコントとかホントおもしろかったです。

1.危険なラブ・モーション
2.HE ME TWO (禁じられた二人)
3.ウィークエンド アバンチュール
4.渚のdance hall
5.ギザギザハートの子守唄
6.涙のリクエスト
7.MY ANGEL (I WANNA BE YOUR MAN)
8.ガチョウの物語
9.ひとりぼっちのナタリー
10.ムーンライト・レヴュー50s'

5位 松任谷由実「VOYAGER」 


ユーミンのすごさは、(サザンもそうかもしれないけど)その引き出しの多さですね。

アルバムごとにコンセプトを変えて曲調も変えることができる。

でも、聴いてみればやっぱユーミンだよねと落ち着く。

このアルバムには、「ガールフレンズ」や「時をかける少女」(知世ちゃん提供曲のセルフカバーです)などの名曲はもちろんあり。

個人的ベストは「ダンデライオン 遅咲きのたんぽぽ」です。泣けます。 

1.ガールフレンズ
2.結婚ルーレット
3.ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ~
4.青い船で
5.不思議な体験
6.ハートブレイク
7.タイフーン
8.トロピック・オブ・カプリコーン
9.私を忘れる頃
10.時をかける少女

6位 中森明菜「BEST AKINA メモワール」 

明菜ちゃんのファーストベスト盤です。

デビュー曲の「スローモーション」から6枚目のシングル「禁区」までのシングルA面が入っています。

1.禁区
2.トワイライト-夕暮れ便り-
3.キャンセル!
4.あなたのポートレート
5.瑠璃色の夜へ
6.少女A
7.少しだけスキャンダル
8.スローモーション
9.銀河伝説
10.1/2の神話
11.ヨコハマA・KU・MA
12.セカンド・ラブ

 

7位 松田聖子「Canary」 

「瞳はダイアモンド」「蒼いフォトグラフ」、最高です。

もちろん松本隆さんのプロデュース力によりますが、呉田軽穂(つまりはユーミン)の楽曲力の高さと言ったら、言葉もありません。

ちなみに「蒼いフォトグラフ」はドラマ「青が散る」の主題歌でした。

このドラマも良かったですね。石黒賢に佐藤浩市、二谷友里恵に川上麻衣子による青春ドラマなんて、今となっては想像もつかず。。

原作が宮本輝氏という豪華版ですから。

01. BITTER SWEET LOLLIPOPS
02. Canary
03. Private School
04. Misty
05. 瞳はダイアモンド
06. LET'S BOYHUNT
07. Wing
08. Party's Queen
09. 蒼いフォトグラフ
10. Silvery Moonlight

8位 大滝詠一「EACH TIME」 

大滝さんの「EACH TIME」が8位にチャートイン。

「A LONG VACATION」(81年)と「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」(82年)が出た後、なかなか新しいアルバムが出なくって、待ちに待った作品が、この「EACH TIME」でした。

当時のインタビュー記事で、こんなことをおっしゃいたのを記憶しています。雑誌「GORO」だったかなぁ。

例えば、ある唄のなかで、魔法使いの女の子が、窓をノックするって歌詞があるのだが、その「ノックの音」で、「杖だよなあ、じゃあ杖で窓をたたく音は、こんな感じかな。まてよ、女の子だから、きっと杖に鈴をつけて、かわいくしているかも。ということは、ノックの音には鈴の音も加えたほうがいいかな」なんてやっていると時間がかかる

そして、待たされた結果、とんでもないグッド・ミュージックであったし、30年以上(!)経った今でもグッド・オールディーズです。未聴のかたは、ぜひとも聴いてみてください。

個人的ベストソングは「1969年のドラッグレース」。今でもつらいことがあるとクチずさみます。 

SIDE 1
  魔法の瞳
  夏のペーパーバック
  木の葉のスケッチ
  恋のナックルボール
  銀色のジェット
SIDE 2
  1969年のドラッグレース
  ガラス壜の中の船
  ペパーミント・ブルー
  レイクサイド ストーリー

9位 松田聖子「Tinker Bell」

「真っ赤なロードスター」「時間の国のアリス」「Rock'n Rouge」、実にポップなアルバムです。

聖子ちゃんのポップな魅力は、「Canary」よりもこちらの方が出てますね。

1.真っ赤なロードスター
2.ガラス靴の魔女
3.いそしぎの島
4.密林少女
5.時間の国のアリス
6.AQUARIUS
7.不思議な少年
8.Rock'n Rouge
9.Sleeping Beauty

 

10位 杏里「TIMELY!!」 

「キャッツ・アイ」や「ウインディ・サマー」に「悲しみがとまらない」。。

杏里さん、ほんとポップでしたね~。

ユーミンがベテランの域に達しつつあり、聖子ちゃんはアイドル(もう自作も始めていましたが)、としたとき、シンガーソングライターでもあってポップで、ということで杏里さん人気でした。

ジャケ写みてもかっこいいですもんね。 

1.CAT'S EYE
2.WINDY SUMMER
3.STAY BY ME
4.A HOPE FROM SAD STREET
5.YOU ARE NOT ALONE
6.悲しみがとまらない
7.SHYNESS BOY
8.LOST LOVE IN THE RAIN
9.DRIVING MY LOVE
10.GOOD-NIGHT FOR YOU
11.Remember Summer Days

 

【シングルベスト50はコチラ!】

Spotifyのプレイリストに1984年ヒット曲集と銘打って、オリコンベスト50からSpotifyが無料配信しているものをピックアップしました。

こらちです。お楽しみくださいませ。

 

では、次回は1985年、いよいよ80年代も折り返し地点です。

80年代
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