1987年:アルバムベスト10【追憶の80年代】

80年代

 

こんにちは、セイジュン@アラフィフ応援隊です。追憶の80年代も中盤から終盤へ。今回は1987年のアルバムベスト10です。

 

 

80年代、聖子ちゃん・明菜ちゃんといったアイドル勢がどうしても達成できなかったTOP1をついに奪取したのは荻野目ちゃんです!かたや、ニューミュージックからバンドの時代へと時代も流れていきます。BOØWYがランクインです。

 

1位 荻野目洋子「ノン・ストッパー」 

 

荻野目洋子さんが1位!です。

ダンシング・ヒーローがもちろん1曲目。

いわゆるユーロビート、ディスコサウンド(汗)です。楽曲も声も、本人のアイドル性も、実に魅力的でした。この曲がのちに盆踊りの定番になろうとは、誰がその時に予想したのでしょうか。。

 

1.ダンシング・ヒーロー (Eat You Up) <Modern Version>
2.Dance Beatは夜明けまで
3.フラミンゴ in パラダイス <Dance Mix>
4.ヴィーナス
5.Melting Point
6.六本木純情派
7.D2D
8.NONSTOP DANCER
9.CHA-CHA-CHA
10.瞳にI Love You

 

2位 松任谷由実「ALARM a la mode」 

 

惜しくも、年間2位ですが、ほんとユーミン、強いです。

1曲目の「Holiday in Acapulco」以降、今聞いてもまったくの旬です。

5曲目の「土曜日は大キライ」は、この当時の『オレたちひょうきん族』のエンディングテーマに採用されてました。なつかしー&バブリーです。

ちなみに、このアルバムの発売が1986年11月29日。正隆さんとユーミンの10年目の結婚記念日だそうです。

1.ホリディ・イン・アカプルコ
2.ジェラシーと云う名の悪夢
3.パジャマにレインコート
4.白い服,白い靴
5.土曜日は大キライ
6.ホライズンを追いかけて
7.オータム・パーク
8.20ミニッツ
9.3-Dのクリスマスカード
10.さよならハリケーン

 

3位 中森明菜「CRIMSON」 

 

明菜ちゃんも、引き続き強いですね。シングル曲は一曲もなし、と明菜ちゃんのアーチスト性、当時はない言葉でしたがディーバ感が出ています。

竹内まりやさんと小林明子さんの楽曲が満載。「駅」「OH NO, OH YES!」は、まりやさんのセルフカバーのほうでも有名ですね。

1.MIND GAME 作詞:許瑛子 作曲:小林明子
2.駅 作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや
3.約束 作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや
4.ピンク・シャンパン 作詞:三浦徳子 作曲:小林明子
5.OH NO, OH YES! 作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや
6.エキゾティカ 作詞:湯川れい子 作曲:小林明子
7.モザイクの城 作詞:FUMIKO 作曲:小林明子
8.JEALOUS CANDLE 作詞:吉元由美 作曲:小林明子
9.赤のエナメル 作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや
10ミック・ジャガーに微笑みを 作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや

 

4位 サウンドトラック「トップガン」

 

久しぶりにサントラがランクイン。トップガンです。

売れましたね~。ケニーロギンスベルリンです。なつかしいなあ。。

それにしても映画「トップガン」の主人公、トム・クルーズ。この1987年(全米公開は86年)、御年25歳。かっこよかった~。それから30年以上経過してアラ還になったトム・クルーズが「トップガン マーヴェリック」として、現役の飛行機乗りとして続編を作ることになろうとは。

 

1.デンジャー・ゾーン ~ トップガン・テーマ
2.マイティ・ウィング
3.真昼のゲーム
4.リード・ミー・オン
5.愛は吐息のように (トップガン・愛のテーマ)
6.ホット・サマー・ナイト
7.ヘヴン・イン・ユア・アイズ
8.炎をぬけて
9.行き先のない旅
10.トップガン
11.ドック・オブ・ザ・ベイ
12.メモリーズ
13.グレイト・ボールズ・オブ・ファイアー
14.ユーヴ・ロスト・ザット・ラヴィン・フィーリング
15.真昼のゲーム

 

5位 マイケル・ジャクソン「BAD」 

マイケルの「BAD」が5位です。

84年の年間1位が「スリラー」で、87年に「BAD」です。アルバム(そしてビデオクリップも)としての完成度は、こちらの方が上じゃないかなあと思います。

ラストの1曲「Smooth Criminal」。空耳アワーでの個人的ベストがこの一曲です。

「パン、茶、宿直!」知っている人は知っています。

 

1.Bad
2.The Way You Make Me Feel
3.Speed Demon
4.Liberian Girl
5.Just Good Friends
6.Another Part Of Me
7.Man In The Mirror
8.I Just Can't Stop Loving You
9.Dirty Diana
10.Smooth Criminal

 

6位 BOØWY「PSYCHOPATH」

BOØWY、6枚目の、そして最後のオリジナルアルバムです。

ほぼ解散に向かっていたこの時期ですが、アルバムのクオリティはすごいです。BOØWYを聴くときは、どうしても“LAST GIGS”を手に取ってしまいますが、スタジオ録音としてこのアルバムの完成度は、やっぱり80年代ロックバンドの中でも突出していると思います。

 

01. LIAR GIRL
02. ANGEL PASSED CHILDREN
03. LONGER THAN FOREVER
04. GIGOLO & GIGOLET
05. RENDEZ-VOUS (LIVE IN HAMBURG JULY 1987)
06. MARIONETTE
07. PLASTIC BOMB
08. PSYCHOPATH
09. CELLULOID DOLL
10. FANTASTIC STORY
11. MEMORY
12. 季節が君だけを変える

 

7位 安全地帯「安全地帯V」

前年1位の安全地帯、この年もランクイン。

レコード(というものが昔はあったのです)で3枚組、CDで2枚組、36曲収録という長大作です。

井上陽水さんとの神宮球場でのジョイントコンサート(正式には「STARDUST RENDEZ-VOUS スターダスト・ランデブー 井上陽水・安全地帯 LIVE at 神宮球場」で、1986年8月31日、9月1日の2days)で披露されたのが「夏の終わりのハーモニー」でした。

 

【ディスク   1】

01. 遠くへ
02. Miss Miss Kiss
03. パーティー
04. ふたりで踊ろう
05. シルエット
06. Friend
07. Friend (reprise)
08. チギルナイト
09. こわれるしかない
10. 不思議な夜
11. 約束
12. 想い出につつまれて
13. 記憶の森
14. どーだい
15. パレードがやってくる
16. 海と少年
17. 月の雫
18. 乱反射
19. ほゝえみ

 

 【ディスク   2】

01. 今夜はYES
02. あのとき……
03. まちかど
04. 好きさ
05. 声にならない
06. 夕暮れ (Instrumental)
07. 銀色のピストル
08. 涙をとめたまま
09. 今夜ふたりで
10. いますぐに恋
11. あのMusicから
12. Jのブルース
13. 夏の終りのハーモニー
14. 天使のあくび
15. 燃えつきるまで
16. 夢になれ
17. To me

 

8位 杉山清貴「realtime to paradise」

杉山清貴さんが、オメガトライブを離れてから2枚目のソロアルバムでランクイン。

杉山清隆&オメガトライブのデビューが83年、解散が85年。「さよならのオーシャン」でのソロデビューが86年。そして、アルバム年間チャートインが87年。日本版AORシティポップス、まあ呼び方は色々はありますが、80年代中盤にシッカリと足跡を残しています。

 

1.REALTIME TO PARADISE
2.MYSTIC LADY
3.BOUND FOR RIVER'S ISLAND
4.タイをはずして
5.想い出のサマードレス
6.BORDER LINE
7.Cape Light
8.MOVING MY HEART
9.モノローグ
10.THE DREAM
11.最後のHoly Night

 

9位 渡辺美里「BREATH」 

ジャケ写もりりしい美里さんのBREATHが9位にランクイン。

全編、MISATO名義で美里さん本人の作詞。そして、伊秩 弘将、佐橋佳幸、木根尚登、小室哲哉が作曲陣に入っています。

1.Boy Cried(あの時からかもしれない)
2.Happy Together
3.It′s Tough
4.Milk Hallでおあいしましょう
5.Breath
6.Richじゃなくても
7.Born To Skip
8.Here Comes The Sun(ビールズに会えなかった)
9.Pajama Time
10.風になれたら

 

10位 松田聖子「Strawberry Time」 

聖子ちゃん、産休から復活して10位にランクインです。

まだ言葉としては定着してはいなかったのですが、「ママドル」の第一人者でもある訳です。

全作詞松本隆さんなのですが、大江千里、小室哲哉、土橋安騎夫(レベッカ)、いまみちともたか(バービーボーイズ)、辻畑鉄也(ピカソ)、米米CLUB、広石武彦(UP-BEAT)といった(当時の旬の)男性作曲陣のムードをあっさり自分のものにしてしまう松田聖子のすごさを感じます。

 

1.Strawberry Time
2.裏庭のガレージで抱きしめて
3.Kimono Beat
4.妖しいニュアンス
5.シェルブールは霧雨
6.All Of You
7.雛菊の地平線
8.チャンスは2度ないのよ
9.ピンクの豹
10.LOVE

 

【シングルベスト50はコチラ!】

Spotifyのプレイリストに1987年ヒット曲集と銘打って、オリコンベスト50からSpotifyが無料配信しているものをピックアップしました。

 

コチラです。お楽しみくださいませ。

 

さて、次回は88年です。