1988年:アルバムベスト10【追憶の80年代】

80年代

こんにちは、セイジュン@アラフィフ応援隊です。追憶の80年代。今回は1988年のアルバムベスト10です。

80年代、マッチもトシちゃんもトップ10入りすらできなかったのに、この年ジャニーズからついにあのグループがランクイン、しかも第1位です。ユーミンはこの年も第2位、くやしー。

1位  光GENJI「光GENJI」 

来ました! 光GNJI。男性アイドルとして、80年代初の1位獲得です。

なんで、ローラスケートをはいて唄うのか、という素朴な疑問は30年経っても解決しませんが圧倒的な華がありました。

デビュー曲の「STAR LIGHT」、大ヒット曲「ガラスの十代」を収録。

そして、全作曲がすべて飛鳥涼もしくはCHAGE、またはCHAGE&ASKAの書き下ろしというのもすごいです。

しかも、8曲収録。なんでも10曲の制作が間に合わずにエイヤって出したとか。それで年間1位というのも時代ですね。

さて、光GNJI。メンバー全員覚えていらっしゃいますか?

光とGENJIに分かれていて、

光が、
 内海光司
 大沢樹生

GENJIが、
 諸星和己
 佐藤寛之
 山本淳一
 赤坂晃
 佐藤敦啓

以上 7名です。

 

1.THE WINDY
2.Hurry Up
3.ガラスの十代
4.RAINY GIRL
5.STAR LIGHT
6.BAD BOY
7.ほのかに甘くHOLIDAY
8.Graduation

 

2位  松任谷由実「ダイアモンドダストが消えぬまに」 

う~ん、くやしい。この年も、ユーミン、1位は取れず、か。。

ユーミン80年代後半の、「純愛3部作」と言われているアルバム群の第一弾です。

「月曜日のロボット」からスタートで、OLの皆さん必聴、今でも、です。

 

1.月曜日のロボット
2.ダイアモンドダストが消えぬまに
3.思い出の間にあいたくて
4.スウィート ドリームス
5.タキシード・レイン
6.サタディ・ナイト・ゾンビーズ
7.続 ガールフレンズ
8.ダイアモンドの街角
9.レイト・サマー・レイク
10.霧雨で見えない

 

3位 渡辺美里「ribbon」 

美里のribbonが3位。「戦後最大のポップアルバム」がアルバムのキャッチコピーでした。いやあ本当に良質のポップソングです。

「あの頃は何にでもなれる気がした」と唄う10years。

「あれから10年もこの先10年も」どころか30年以上が経ってしまいました。それでも全く古びないアルバムです。

 

1.センチメンタル カンガルー 作詞:渡辺美里 作曲:佐橋佳幸
2.恋したっていいじゃない 作詞:渡辺美里 作曲:伊秩弘将
3.さくらの花の咲くころに 作詞:渡辺美里 作曲:木根尚登
4.Believe(Remix Version)作詞:渡辺美里 作曲:小室哲哉
5.シャララ 作詞:渡辺美里 作曲:岡村靖幸
6.19才の秘かな欲望(The Lover Soul Version) 作詞:戸沢暢美 作曲:岡村靖幸 
7.彼女の彼 作詞:渡辺美里 作曲:佐橋佳幸
8.ぼくでなくっちゃ 作詞・作曲:渡辺美里
9.Tokyo Calling 作詞:渡辺美里 作曲:伊秩弘将
10.悲しいね(Remix Version)作詞:渡辺美里 作曲:小室哲哉
10 years 作詞:渡辺美里 作曲:大江千里

 

4位  久保田利伸「Such A Funky Thang!」 

アルバムチャートとしては、R&Bの波がこの年、久保田利伸さんと共にやってきます。その後、現代まで続くR&B・ソウルミュージックのの源泉です。

 

久保田利伸さんを明確に認識したのは、トシちゃんの「It's BAD」の作曲としてです。それが1985年の暮れ。

久保田さん本人のデビューは86年。2枚目のシングル「TIMEシャワーに射たれて…」あたりから世の中がザワザワしてきて、88年のこの年、本作がアルバムチャート年間4位となりました。

 

1.Dance If You Want It
2.High Roller
3.Love Reborn
4.Yo Bro!
5.Merry Merry Miracle
6.Such A Funky Thang! ~隕石が落ちた日~
7.gone gone gone
8.すべての山に登れ
9.Boxer
10.Indigo Waltz
11.Drunkard Terry
12.覚えていた夢
13.Such A Funky Thang! ~Reprise~

 

5位  長渕剛「NEVER CHANGE」 

長渕”アニキ”剛さんランクインです。

「NEVER CHANGE」。

セルフカバーアルバムでありながら、原曲からガラッと変わった曲ばかり。その後の長渕さんを知るには、このアルバムから入るのが良いですね。

 

1.STAY DREAM
2.僕のギターにはいつもヘビーゲージ
3.あんたとあたいは数え唄
4.逆流
5.乾杯
6.碑
7.明日ヘ向って
8.夢破れて
9.Bye Bye 忘れてしまうしかない悲しみに

 

6位  桑田佳祐「Keisuke Kuwata」 

80年代を通じてサザンでもKUWATABANDでもランクインしておりますが、ソロでもランクイン。

いつか何処かで (I FEEL THE ECHO) 、悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE) 収録で、今となっては桑田さん初期のソロ、ということですね。

共同プロデュースの小林武史さんのテイストがにじみ出てます。

 

01. 哀しみのプリズナー
02. 今でも君を愛してる
03. 路傍の家にて
04. Dear Boys
05. ハートに無礼美人 (Get out of my Chevvy)
06. いつか何処かで (I feel the echo)
07. Big Blonde Boy
08. Blue ~ こんな夜には踊れない
09. 遠い街角 (The wanderin'street)
10. 悲しい気持ち (Just a man in love)
11. 愛撫と殺意の交差点
12. 誰かの風の跡

 

7位  レベッカ「Poison」 

全編NOKKOの作詞、土橋さんの作曲のレベッカ「Poison」がチャートインです。

2曲目に収録されているMOON。曲の途中に、女性の声で「先輩」って入っているとか都市伝説にもなりました。

 

1.POISON MIND
2.MOON
3.真夏の雨
4.TENSION LIVING WITH MUSCLE
5.DEAD SLEEP (Instrumental)
6.KILLING ME WITH YOUR VOICE
7.NERVOUS BUT GLAMOROUS
8.CHERRY SHUFFLE
9.TROUBLE OF LOVE
10.OLIVE

 

8位 BOØWY “LAST GIGS” 

BOØWYの東京ドーム「LAST GIGS」です。リリースが、この年1988年5月3日。「ギグ」が1988年4月5日と6日。発売まで1か月なかったんですね。氷室さんのMCほぼなしで、突っ走るライブ感がたまらない。

発売当時は12曲収録ですが、2008年に全23曲コンプリート盤が近年出ましたね。

以下の曲目リストはあえて12曲バージョンを。23曲バージョンの曲目リストは上記のジャケ写をクリックして確認してください。

 

1.B・BLUE  作詞:氷室京介 作曲:布袋寅泰
2.DRAMATIC?DRASTIC!  作詞:高橋まこと 作曲:布袋寅泰
3.MARIONETTE  作詞:氷室京介 作曲:布袋寅泰
4.わがままジュリエット  作詞・作曲:氷室京介
5.LONGER THAN FOREVER  作詞:氷室京介 作曲:布袋寅泰
6.CLOUDY HEART  作詞・作曲:氷室京介
7.WORKING MAN  作詞:松井恒松 作曲:布袋寅泰
8.IMAGE DOWN  作詞:氷室京介 作曲:布袋寅泰
9.BEAT SWEET  作詞:氷室京介 作曲:布袋寅泰
10.NO. NEW YORK  作詞:深沢和明 作曲:布袋寅泰
11.ONLY YOU  作詞:氷室京介 作曲:布袋寅泰
12.DREAMIN'  作詞:布袋寅泰・松井五郎 作曲:布袋寅泰

 

9位  光GENJI「Hi!」 

1位に続いて、9位にも光GENJIがランクインです。光GENJI最大のヒット曲「パラダイス銀河」は、こちらに収録です。

 

1.ファンキー・ランド
2.サマースクール
3.君を乗せた海賊船
4.汐風の贈りもの
5.インナーアドベンチャー
6.Dream -風に打たれて-
7.パラダイス銀河
8.銀の風

 

10位  氷室京介「FLOWERS for ALGERNON」 

8位のBOØWY “LAST GIGS” に続いて、氷室京介さんソロでもランクイン

 

この年の年末、日本レコード大賞アルバム大賞を取りました。授賞式に現れた氷室さん、かっこよかったよな。たしか真っ赤なスーツだったと記憶しています。非常にオトナだなという印象があります。

 

1.ANGEL
2.ROXY
3.LOVE & GAME
4.DEAR ALGERNON
5.SEX & CLASH & ROCK'N'ROLL
6.ALISON
7.SHADOW BOXER
8.TASTE OF MONEY
9.STRANGER
10.PUSSY CAT
11.独りファシズム

 

ちなみにアルバムタイトルは、ダニエル・キイスの小説『アルジャーノンに花束を』に由来しています。この小説も80年代後半の若者は割とみんな読んでいたものです。今だと翻訳モノでそこまで「若者の共通アイテム」になるのってないのかもですね。


【シングルベスト50はコチラ!】

Spotifyのプレイリストに1988年ヒット曲集と銘打って、オリコンベスト50からSpotifyが無料配信しているものをピックアップしました。

コチラです。お楽しみくださいませ。

さて、次回はいよいよ80年代ラストイヤー89年です。