松任谷由実SURF&SNOW in Naeba Vol.43に行ってきました【ライブレポート】

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こんにちは、セイジュン(@39Seijun)です。2月18日(土)、ユーミンのSURF&SNOW in Naeba に行ってきました~。極私的ライブレポートです。

 

ユーミンこと松任谷由美さんの「Yuming SURF & SNOW in Naeba」に行ってきました。1981年から始まった苗場でのSURF & SNOW、2023年で43回目!すごいですね~。特に今年はユーミンデビュー50周年記念もあって、一段と盛り上がっていました。

 

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苗場プリンスホテル・ブリザーディウムへの道

我が家は東京から参加。ライブ当日の午前中に自宅を出発、です。

東京駅発「とき315号」に乗車。新幹線、便利です。

1時間20分弱で越後湯沢駅に到着。そこからユーミン・ツアーバスで一路、苗場プリンスホテルへ。バスの道中は神立、かぐら、みつまたといったスキー場を横目に見ながら約30分くらい。

今回は、ライブチケットにプリンスホテルの宿泊と新幹線・バスもついたパッケージツアーでしたが、交通・宿泊を別に確保する場合で都心から公共交通機関で訪れる際は、同じく越後湯沢駅から路線バスで各スキー場を経由しながら苗場プリンスへとなりますね。その場合でも40分くらいかな。

正午過ぎには到着。

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チェックインは15:00からなので、その後は昼食をとったり、ホテル内の各ショップを散策したり、お茶したり。

 

かつてはもっと早くにホテルについて、ゲレンデ直行。スキーやボードを夕方まで楽しんだものです(遠い目)。今ではすっかりまったりタイムを過ごす我が家です。

ホテル全体は家族づれや若者集団などスキー・スノウボードのお客さんで賑わっています。ここ2年ほどはコロナ禍もあって、ホテル・ゲレンデ全体に人出が少なかったのですが、今年はホント賑わっていたなあ~。

15:00チェックイン後は、部屋でノンビリの後、ちょい早めに夕食。そして19:00からはコンサート・グッズの販売会場などを覗いたり、部屋でゆっくりしたり。

20:40過ぎに部屋を出てライブ会場・イベントホール「ブリザーディウム」へ。入場もスムーズ(チケットレスでスマホ確認)で20:50には着席。なんと3連詰めのど真ん中!ありがたや~。

そしていよいよライブスタートです。

圧巻のステージ!

 

21:00過ぎ暗転後、普段なら1曲めが始まりますが、今回はステージ上手に用意されたプレゼンテーションテーブルにユーミン登場。バンドメンバーがスタンバイする中、ユーミンのMCがスタートです。

去年・今年とデビュー50周年のイベントが続いていること。その中でも葉山、逗子、苗場と続く「SURF&SNOW」は特別であること。

ユーミンの優しい語り口から始まりますが、ここら辺夢ぎ心地で我が家のバイアスが掛かっておりましたらスイマセン。

そして、今回で43回目を迎える苗場でのSURF&SNOWに葉山、逗子も加えて、「All about SURF&SNOW」として、各回の1曲目をメドレーで!

と始まってそこから一気呵成に41曲、どうだろう50分ほどだったのかな。1曲目がミディアムテンポの「海を見ていた午後」で、あの「葉山のドルフィン」のフレーズに懐かしさを感じていたら、あとはジェットコースターの如く。

腕っこきのバンドメンバーの活躍ぶりには毎度しびれます。

ギターの遠山哲朗さんは、エレキににアコギを持ち替えながら。

ベースの遠山哲朗さんも時にはウッドベースでジャジーに。

コーラスの今井マサキさんはアコギ、同じくコーラスの佐々木詩織ちゃんはダンスにパーカッション。

そして小林香織さんはサックス2本にクラリネット、フルート、コーラスにダンスまで。

ドラムの小田原豊さんとバンマス・キーボードの武部聡志さんのベテラン層だって、一同でのアカペラコーラスで美声を聴かせて戴きました。

 

そしてなんといってもユーミンの凄さよ。ああ、アノ曲、この曲とすべてヒットナンバー。アレンジもさまざま。歌もダンスも最高でした。

メドレーはBLIZZARDで完走!

見ているこっちもはあはあ息をついて、ここから苗場名物のリクエストコーナー。

観客が挙手!当たったかたは登壇して、武部さんのキーボード1つでリクエストの1曲をユーミンがプレゼントしてくれるというもの。

今宵は、12、3歳の男の子のリクエスト「ノーサイド」から。

2人目の女性は「ガールフレンズ」。3人目の男性は「私を忘れる頃」。

皆さんの曲にまつわる思い出・挿話もグッとくるものばかりで、やっぱりこのリクエストコーナーの手作り感は苗場には欠かせないですね。

 

そしてライブも後半戦へ。

「真珠のピアス」から始まる後半戦は「SATURDAY NIGHT ZOMBIES」の懐かしくて楽しい曲へと続き、あっという間に「埠頭を渡る風」から「BLIZZARD」で本編終了。ユーミン以下バンドの面々が去っていき、ふと腕時計をみるともう23:20過ぎ!あっという間の2時間20分。

アンコールの手拍子の中、皆さん再登場!

「ミラクル」、「オールマイティー」、最後は「14番目の月」でみんなでジャンプして大団円でした。

 

また来年の再会を約束してライブ終了

メンバーが舞台から去ってアナウンスも始まりましたが、拍手鳴りやまずにダブルアンコール。ユーミンと武部さんが再々登場。

最後は武部さんのキーボードのみで「卒業写真」でした。そして、また来年も!というユーミンの声に観客みんなで拍手で約束して手を振ってライブ終了でした。

 

50年前のデビュー当時はさすがにリアルタイムでは知らないのですが、数々の逸話から「繊細な、早熟な少女」という趣もあったのかと思います。

その後の80年代はバブル期の世相ともあいまってアルバムセールスも毎年トップ10。呉田軽穂としての楽曲提供も含めて、超一流のアーティストにして天才マーケッターという感もありました。

そして今でも3時間近くのライブを完走する超一流のアスリートなのだなあと改めて大尊敬の夜でした。

 

我々、観客もコアな層は還暦周辺かなと思います。

ライブ会場は2世代、3世代で訪れているお子さんから、若いカップルなども多く見られましたが、やっぱり多くは40~60台の女性陣でした。

皆さん、ちゃんとオシャレしてカッコつけて来ていて、その「ガールフレンズ」振りを拝見できできました。

メドレーの数曲目に、「Holiday in Acapulco」がありました。「失恋旅行でホリディをアカプルコで過ごす」という内容の歌詞です。80年代初頭、まだまだ海外のリゾートと言えば、ハワイかなという時代に、アカプルコって歌うユーミンのすごさ。そしてそのユーミンに憧れた10代、20代の女性たちが今も元気にこの場に集まっているのだなあと感じました(ほんと、男子、がんばろう!)。

 

こちら、会場に飾られていたお祝いの花々から。JUJUさんからの桜の花。春近しですね。

 

最後に。

20年前に所帯を持ったとき、「2月にユーミンのコンサート、苗場であるけど行ってみようよ」って誘ってくれた連れ合いに感謝です。以来、ほぼ毎年訪れることができて倖せですわ。

以上、前回「推していこう」に書いたことを有言実行。冗長駄文の極私的レポート、失礼しました。

次は、6月の有明のライブ、楽しみにしましょう。

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