こんにちは、セイジュン@アラフィフ応援隊です。追憶の80年代。今回は1980年のアルバムベスト10です。
1979年12月3日付~1980年11月24日付のオリコンデータから、1980年の音楽を振り返ってみます。アルバム売り上げのベスト10。
松千春が2枚にYMOが3枚、聖子ちゃんあり、ABBAあり、中島みゆきに長渕剛と80年代早々からすごいラインナップです。
では、ベスト10!!一気にいきましょう~(ほぼ、敬称略です)
1位:松山千春「起承転結」
いやあ、聴きました、聴き込みました。
千春の「起承転結」が堂々の第一位です。
千春のいわゆるファースト・ベスト・アルバムですね。
上着の襟を立てた千春のジャケ写。
もちろん、長髪時代の千春です。
「旅立ち」、「かざぐるま」、「時のいたずら」そして「季節の中で」に「窓」まで。
千春節、満載でした。
個人的ベストは、A面4曲目の「銀の雨」です。
A面
1.旅立ち
2.初恋
3.かざぐるま
4.銀の雨
5.時のいたずら
6.白い花
B面
1.青春
2.季節の中で
3.青春II
4.窓
5.卒業
6.夜明け
2位:イエロー・マジック・オーケストラ「Solid State Survivor」
Technopolisから始まるこの一枚。
中学生になりたての僕らとしては、歌詞のない曲を聴くのは、なかなかませた行為でして、高校生のお兄ちゃんがいる友達の家で聴いたものです。
もちろん当時は、テクノもフュージョンも、ましてやインストゥルメンタルという単語も知りませんでした。
YMOの「この一曲」としては、Rydeenですので、いまだに愛聴盤です。
1.TECHNOPOLIS 坂本龍一
2.ABSOLUTE EGO DANCE 細野晴臣
3.RYDEEN 高橋ユキヒロ
4.CASTALIA 坂本龍一
B面
1.BEHIND THE MASK 坂本龍一/高橋ユキヒロ
2.DAY TRIPPER レノン=マッカートニー
3.INSOMNIA 細野晴臣
4.SOLID STATE SURVIVOR 高橋ユキヒロ
3位:ABBA「グレイテスト・ヒッツ VOL.2」
スウェーデン出身のポップグループABBAのベスト盤です。
発売が1979年ですから、正確には70年代ディスコブームの中核の一つですね。
ABBAは、アラフィフ世代というよりアラ還世代の皆さんのほうがリアルタイムで聴いていたのでしょうが、それでも改めて収録曲を調べると、知っている曲ばかりですね。
Money, Money, Moneyや、Chiquitita、そして何と言っても、Dancing Queen です。
2.Knowing Me, Knowing You
3.Take A Chance On Me
4.Money, Money, Money
5.Rock Me
6.Eagle
7.Angeleyes
8.Dancing Queen
9.Does Your Mother Know
10.Chiquitita
11.Summer Night City
12.I Wonder (Departure)
13.The Name Of The Game
14.Thank You For The Music
4位:久保田早紀「夢がたり」
「異邦人」という圧倒的なヒット曲をもつ久保田さんのファーストアルバムが4位にランクインです。
「異邦人」のシングルが出たのが1979年12月。
当時、ベストテンや夜のヒットスタジオで、ピアノを弾きながら唄う姿が印象的でした。
いわゆるワンヒットワンダーですが、今でもラジオなどで「異邦人」のイントロを聴くと、あの日に帰ります。
SIDE A
1.プロローグ…夢がたり 作曲:萩田光雄
2.朝 作詞:久保田早紀
3.異邦人 作詞:久保田早紀
4.帰郷 作詞:久保田早紀・山川啓介
5.ギター弾きを見ませんか 作詞:久保田早紀・山川啓介
6.サラーム 作詞:久保田早紀
SIDE B
1.白夜 作詞:久保田早紀
2.夢飛行 作詞:久保田早紀・山川啓介
3.幻想旅行 作詞:山川啓介
4.ナルシス 作詞:山川啓介
5.星空の少年 作詞:山川啓介
5位:中島みゆき「おかえりなさい」
みゆきさんは、70年代、80年代、90年代、00年代と4つのディケイドで、それぞれシングルがオリコン1位を取っているというすごい方です。
4つの曲とは?
正解はラストに!
さてさて、この「おかえりなさい」は、いわゆるセルフカバーものですね。
研ナオコさんの「あばよ」や桜田淳子さんの「幸せ芝居」「追いかけてヨコハマ」などなど。
圧巻は「この空を飛べたら」でしょうか。
提供された歌手の皆さんをまとめてみました。時代を感じますね~。
髪 グラシェラ・スサーナ
サヨナラを伝えて 研ナオコ
しあわせ芝居 桜田淳子
雨… 小柳ルミ子
この空を飛べたら 加藤登紀子
世迷い言(作詞:阿久悠) 日吉ミミ
ルージュ ちあきなおみ
追いかけてヨコハマ 桜田淳子
強がりはよせヨ 研ナオコ
6位:長渕剛「逆流」
長渕剛もランクインです。
当然、当時はアニキの風貌ではなく、「順子」収録のこの一枚も、繊細なフォークという感じだったですね。
1.風は南から
2.友への手紙
3.順子
4.素顔
5.男は女が必要さ
B面
6.あんたとあたいは数え唄
7.ひざまくら
8.祈り
9.酔待草(よいまちぐさ)(作詞:松本隆)
10.逆流
7位:松山千春「浪漫」
千春が、「起承転結」ともう一枚ランクイン。
ベスト盤の「起承転結」が「起」の完結、そして本作「浪漫」が「承」の始まりでした。
1.ひとりじめ
2.雨の向うに
3.車を止めて
4.もう一度
5.もうやめさ
B面
1.残照
2.僕の好きな風景
3.風の詩
4.空-翼を広げて
5.夢の中
8位:松田聖子「SQUALL」
聖子ちゃんのファーストアルバムが、ランクインしています。
シングルからの収録曲は、「青い珊瑚礁」に「裸足の季節」。
初期の聖子ちゃんなので、全曲が三浦徳子さんの作詞によるものです。
この後に始まる松本隆さんの作詞・プロデュースによるものも大好きなのですが、三浦さんの明るい女の子というテイストも好きです。
1.~南太平洋~ サンバの香り
2.ブルーエンジェル
3.SQUALL
4.トロピカル・ヒーロー
5.裸足の季節
B面
1.ロックンロール・デイドリーム
2.クールギャング
3.青い珊瑚礁
4.九月の夕暮れ
5.潮騒
9位:イエロー・マジック・オーケストラ「増殖」
個人的には、YMOのアルバムというより「スネークマンショーを聞きたくて」というアルバムです。
当時、TBSラジオの「夜はともだち」の中で、スネークマンショーのコーナーがありました。
小学館の青年誌「GORO」が提供だったかと記憶しています。
わずか10分程度のショートコーナーだったのですが、伊武雅刀さん・小林克也さんの渋くクールかつシュールなコントにワクワクしたものでした。
いやあ、サブカル(という言葉は当然ありませんえしたが)に最初に触れた感覚でした。
1.ジングル“Y.M.O.”
2.ナイス・エイジ
3.スネークマン・ショー
4.タイトゥン・アップ
5.スネークマン・ショー
6.ヒア・ウィー・ゴー・アゲイン
B面
7.スネークマン・ショー
8.シチズンズ・オブ・サイエンス
9.スネークマン・ショー
10.マルティプライズ
11.スネークマン・ショー
12.ジ・エンド・オブ・エイジア
10位:イエロー・マジック・オーケストラ「パブリック・プレッシャー」
そして、YMO、3枚目のランクインは、ライブ盤です。
先日、細野晴臣さんを追ったドキュメンタリー映画「NO SMOKING]を見に行ったのですが、当時の世界ツアー・ライブ映像を垣間見ることができましたが、YMOの皆さん若い!
その数年後、「君に胸キュン」のころの細野さんも、当時中学生の僕らからすれば恐ろしく年上と思っていたのですが、普通に30代だったのですね。
1.ライディーン
2.ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
3.東風
4.ジ・エンド・オブ・エイジア
B面
5.コズミック・サーフィン
6.デイ・トリッパー
7.ラジオ・ジャンク
8.中国女
9.バック・イン・トキオ
さて、80年代への思い出迷子。また次回です。
おっと忘れるところでした。
みゆきさんの4つのディケイドのオリコン1位曲は、
70年代:わかれうた、80年代:悪女、90年代:空と君のあいだに、旅人のうた、00年代:地上の星ですね。
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ではまた。
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