こんにちは セイジュン(@39Seijun)です。2024年4月になりました。新年度となり、FIRE生活も無事に2年目となりました。良きタイミングかと思い、プロフィールページもリニューアルしますね。
ちょうど一年前にリニューアル公開したプロフィールページがコチラです。この時にまとめたのが、ほぼほぼ僕のスタティックな情報です。
今回、サラリーマン卒業からちょうど1年。FIRE生活も2年目となるところで、このページも更新です。
とはいえ、生い立ち等の過去の情報は前述の1年前と変わりようもないので、ここではこの一年の生活と考察を何点か。一筆書きで恐縮ですが、イマイマの率直なところです。
生活習慣など
日々の生活ですが、まずは起床・就寝時間は現役時代と変わらず。
特に、我が家(僕と連れ合いの二人暮らし)の場合、連れ合いがまだ勤め人なので平日の起き出す時刻は一年前と同じです。
結果的にはこれが良かったんでしょうね。6時過ぎにはエイヤと起き出して、午前中を中心に専業主夫業を片付けます。
もともと僕は家事・炊事・掃除が嫌いではない(というか積極的に好きな)ので、客観的な巧拙はあれど、まあ効率的に出来ていると思います。
例えば、そうですね。「麦茶を作っておく、醤油さしに醤油を補充、古いタオルでぞうきんこしらえる」等々、よく【名もなき家事】といわれるものも、自分で見つけてやってます。別にえらかない、です。普通です。
午後は比較的ゆったりめ。いくつかのボランティア活動を行うなど、「地域」というキーワードもこの一年の生活に上手く採り入れることが出来てきました。
別に自分を褒めるつもりはないですが、一時期「ぬれ落ち葉」とか「退職してもオイコラとえばってる」とかという世代の、その次の世代なんでしょうかね。地域活動などにもうまく溶け込めています。
たぶん、平日の日中に地域活動をする男性、というくくりの中で、最若手になるというのも一因かもですね。この歳(56歳)になって、可愛がってもらっています。
また、新しい出会いだけでなく、学生時代の旧友や、旧社の先輩・同僚・後輩ともつかず離れずで上手くコミュニケーションできていると思います。ここら辺は(卑近ではありますが)LINEなどのツールの発達が良好なコミュニケーションを後押ししてくれますね。
それとこれは心情的なものなのですが、もともと現役時代から、自分を「社畜」とも思っていませんでしたし、過度に会社を憎んでいませんでした。それなりに大変な時期もありましたが、会社・業務のいずれにも愛着を持っており、早期退職を快く認めてくれた旧社の「同じ釜を食った仲間」に対しても何の気兼ねなく連絡が取れる状況です。
有難い事です。
生活の縦軸。やりたい100の事
生活の張り合いの一つに「今年やりたい100の事」というのがあります。年始にやってみたい事を100個リストアップ、それを1年かけてやっていっています。
「こなす」というのとも違うし「腕まくりして」というのとも違うのですが、うまく出来た時には達成感もあります。また、出来なかった/やらなかった時でも、自分の思考・嗜好が分かって、改めての自己発見が出来ます。
100個を選んだ時点で、無意識のうちに自分にとってあまり関心のないことはリストアップしていないのですが、流行りのなかで選んでもやらないのですね~。例えば、キャンプやBBQなどやらないもんだなあ~と、一年経って自分が分かったりしました。
また、「やりたいこと」の軸ではなく「ありたい自分像」で目標設定する方もいらっしゃるかと思いますが、僕の場合は「やりたいこと」をやっていって、それを積み上げる具体的なモノサシのほうが性に合っていました。
もしかしたら、時間が(ある程度)自由になるFIRE生活では、この「やりたいこと」スタイルのほうが合うのかもな、とも思っています。
FIRE後の財務関連
さて、財務の状況ですが、大きな目減り感はありません。退職前に「FI」がしっかりできているか(できるか)をそれなりの精度で確認して「RE」したので、1年程度で揺らいでしまっては大変ですしね。
もともと我が家は二人暮らしで支出が少ないこと、死後に残さないといけない財産がないこと、といった点は有利だと思います。
もちろん、ネットの「株クラ」の皆さんに比べれば微々たる資産かもしれませんが、他者と比べるために生きてるわけでもないですしね。
また、万が一、財務面で厳しい状況になれば、また働けばいいかなと割と気軽に考えいます。フルタイムの重責というのではなく、アルバイト・パートといったものであれば、かなりの高齢の方でも仕事はありそうだな、というのがハローワークに通ってみて理解できました。
55歳での早期退職から例えば5年~10年を、ノビノビ自由に使える時間として大きな旅行などもやって、徐々にしんどくなってきたら、日常を大切に近場での軽作業(シルバーセンター的なイメージ)を行うという逆転の発想もあるかと思っています。
ここら辺も変なプライドさえなければ色んな工夫が出来るだろうな、と割とのんびり構えています。
そもそも、「FIRE」という言葉の定義通りに生きるのが目的ではなないですしね。
これから。「恙ない」ということ
「恙ない」。
これ、先日どこかの記事で見かけた言葉です(得る覚えで恐縮です。たぶん、ジェーン・スーさんのコラムか対談の中で見たと思います)。
「つつがない」と読むのですね。
【「つつ」がない】、では、「つつ」って何だろ?と思っていたのですが、違うのですね。【「つつが」ない】なのですね。
恙(つつが)とは、「うれい」や「心配ごと」の意味です。「病気」を指す言葉でもあるようです。そうそう、ツツガムシ、つまりダニの「ツツガ」なんですね。
で、その「うれい」や「心配ごと」がない状態のことを、「つつがない」と呼ぶのですね。
もちろん、先々のことに「うれい」が全くない訳ではないですし、病気にだって何時かかるかは分からないです。でもまあ、それをじっと考えていてもしょうがない。
せっかく自由な時間を手に入れたのだから、自分ができることで自分が楽しめること、そして出来れば誰かが喜んでくれることを引き続きやっていく1年にしようと思っています。
そして、なにより、そのような「つつがない」日常を送ることができることに感謝です。
ということで、2024年度もよろしくお願いします。