こんにちは!セイジュン@アラフィフ応援隊(@39Seijun)です。先日、大腸検査を受けてきました。人間ドックのオプションとして受診。お尻から内視鏡です。
毎年、会社で健康診断は受けており、また2年に一度は、何となく人間ドックも受けています。その中での検便検査でも特段問題なかったのですが、ふと思いつき、大腸検査を受けてみました。
大腸検査:なぜ受ける気になったか。
10年程前、ふと思いついて人間ドックのオプションで脳ドックを受けまして。
そこで脳動静脈奇形が見つかり、手術を受けました。その時の様子はコチラ。ちょうど後厄だったかな~、受けてよかった人間ドックと脳ドック、というものでした。
今回も、ふと思いつき大腸検査を受診。
もともと胃カメラも飲んだことなかったのですが、胃のほうは健康診断でピロリ菌がいないことが分かっているので、だったら胃ではなく大腸のほうがやってみようかと思った次第です。
動機のもうひとつ。
先般、「安住紳一郎の日曜天国」(2021年7月11日放送)というラジオ番組で、安住さんが大腸検査を受けたという話をしていらっしゃいました。安住さんは2021年10月から大きなテレビ番組を担われるとニュースになっており、事前に体のチェックをされているんだなあと推察。
また、事前に食事を調整し、下剤を飲むなどして腸をクリーンにする体験をお話されちて、これもちょっと興味深いなと思いました。
というわけで、大腸検査のレポート、感想。
特にその事前準備について、丁寧に書いてみます。ちょっと尾籠な話が続きます、恐縮です。
大腸検査:事前の準備
安住さんのラジオでもおっしゃってましたが、とにかく前日までの食事でいかに腸の中にモノを残さないか、が大事。
ここで配慮が足りないと、病院に行ってから数時間、下剤(マグコロールという薬を水に溶いて飲む)という苦行が続くようです。
まずは、検査の3日前から。事前申し込み、問診時に受けたトリセツによると、準備は3日前からスタートです。
検査3日前から前日まで、マグミットを1回2錠、毎食後。ガスモチンを同じく1回2錠、毎食後。コップ一杯程度(200ミリリットル)の多めの水で内服してください。
マグミットとガスモチン、調べてみました。
ガスモチン:腸の運動を高め、内容物の輸送を促進します。腸管洗浄剤(ニフレック等)による結腸内の洗浄効果を増強し、さらに結腸内の水分重量を減少させます。バリウム注腸X線造影検査前処置の補助薬として有用です。
で、大事なのが食事についての留意点。
検査2日前から、検査が終わるまで野菜・果物・海藻・きのこ類・こんにゃく、その他、種のあるものは食べないでください。その他は通常通り食べて頂いて構いませんが暴飲暴食はしないで下さい。
ここ、シッカリ守りました。食べていけないものではなく、食べていいものをあげると
・うどん、そうめん、ラーメン、パスタの麺のみ(蕎麦はNG。薬味や付け合わせの野菜はNG)
・白米(玄米や雑穀米はNG)
・豆腐
・玉子類
・肉・魚
・何も入ってないパン(食パン、ロースパンなど。バター・はちみつはOK、ジャムはNG)
・乳製品(何も入っていないユーグルト・チーズなど)
個人的には、2日前から、素麺と豆腐とチーズだけにしました。あと、ウィダーインゼリー。
2日間なので、プチ断食的に取り組めました。
で、尾籠な話、お通じのほうがドンドン薄い色に。最後は尿と変わらないくらいになりました。腸の掃除もできたなという個人的感想です。
検査前日夕食は19時までに済ませました。検査が午前10時からだったので、15時間前です。その後は、検査当日の朝も含めて、透明な水分のみ(水・スポーツ飲料)を口にしました。
さて、当日の朝です。検査が10時からに対して、準備はその5時間前。なんと朝の5時に起きて、マグコロールを1800ミリリットルの水に溶かして飲み始めました。
こちらがマグコロール。で、水に溶かすと、こうなります。
1.8リットル。。。ような一升瓶です。飲めるかなあと思っていたのですが、時間を置きながら飲んでいきます。
具体的には、トリセツにある「コップ一杯約200ミリリットルずつ、15分間隔を目安に服用します」を守って飲んでいきました。
率直にいってバリュウムほどはきつくありませんでした。あれは胃を膨らませるため、一気飲みの上、げっぷを我慢しないいけないので毎度苦しい思いをしておりましたが、こちらは時間をかけて飲めるので大丈夫でした。
もちろん、飲むにつれて、ほぼストレートで下から出てくるので頻繁にトイレにいくことになりましたが。
その他、常備薬やご自身の体調について、あるいは検査時の持ち物などドクターからの指示もあると思いますので、受診の際はゼヒ、ドクターにご相談下さい。
大腸検査:本番
さて、検査本番です。
簡単な最終問診のあと、検査着(お尻に穴が開いている。。。)に着替えてベッドへ。
まずは点滴から。鎮痛・鎮静剤とのこと。点滴が入ってくると、心なしかボーっとしてきます。
その後、おもむろにお尻から内視鏡がイン。あくまで個人的にですが、けっこう痛かったです。
お尻、ではなく、腸(お腹)に異物感がありました。ドクターのほうも私の様子をみて、点滴をもう少し強めにするように指示を出していました。
その後は、痛みも薄れ、同時に意識も薄れという感覚でした。時間にして15分程度だったと思います。
後で聞いたところによると、本来は検査中に映像を見ながらドクターとコミュんケーションをするとのこと。こちらは意識もうろうでしたので、検査後に映像を見ながら実施しました。
さて、検査後も15分ほどそのままベッドで安静に。これは鎮痛・鎮静剤の効き目が薄れるまでのお休み期間です。
その後、ドクター検査時の映像を見ながらと問診。
腸の壁面などを見ながら状況をお伺いしました。若干意識がボーっとしていたので細かいところまで理解・記憶できませんでしたが、とりあえず全く問題ないとのこと。
腸壁面も我ながら実に綺麗でした。なんとなく事前の想像ではもっと汚いのかなと思っていたのですが、ピンク色で若々しかったですw
人によっては小さい腫瘍などがあればその場で切り取って精密検査に回して大きな病気に繋がる懸念がないかなど、後日の通院も必要となるようですが、私の場合はこの日で終了でした。
お疲れさまでした。
大腸検査:費用
さて、今回の費用ですが、事前の薬代が6,000円。当日の検査代が21,000円。
今回は検査のため健康保険がききません。
もっと高いところ、逆に安いところあると思いますが、私の場合、自宅近隣で実績が豊富と窺えたクリニックをネットで探して決めました。
なお、検査の中で腫瘍切除など、医療となれば、保険がきくとのことですので、そこらへんも事前に情報収集しておくといいと思います。
大腸検査を終えて
問診の最後に、ドクターから「全く問題ありません。そうですね、3~5年くらい経ったらまた検査するといいですね」との言葉をいただきました。
安くない金額、また事前の準備や検査中の若干の苦痛などもありますが、これで少なくとも大腸については数年間の安心を担保できたので、個人的には大満足です。
皆さんも検査受診、ゼヒご検討ください。