つ:鶴ちゃん【つるちゃん】

80年代

 

こんにちは!セイジュン@80年代少年です。今回は「つ」の項。鶴ちゃんで行ってみましょう。鶴ちゃん、そうです、片岡鶴太郎さんの愛称です。

片岡鶴太郎さん。現在も素敵な俳優・タレントさんですが、80年代の鶴ちゃん、好きでした。

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ものまね芸人:片岡鶴太郎 登場!

初期の初期、私が鶴ちゃんを知ったのは、『ビートたけしのオールナイトニッポン』の1コーナーで「鶴太郎の部屋」。まだ、たけし軍団すら存在していなくて、単に太田プロの後輩芸人の鶴ちゃんが出ていたというものでした。

たしか1981年の秋(もしかしたら1982年かも)。台風の日の真夜中2時すぎに、東京有楽町 ニッポン放送の屋上から深夜レポートなどやってました。からだ張ってましたね。

その後、『オレたちひょうきん族』のひょうきんベストテンのコーナーで、マッチの物まねをやってブレイクです。

また、年老いた老人に扮した鶴ちゃんが貧乏布団で寝ていて、熱っいおでんを無理やり食べさせられて、ほき出す(吐き出すではなくて、あくまで「ほき出す」というニュアンス)というコントで魅せてくれました。

このシチュエーションは、いわゆる「おっとっつあん、おかゆが出来たよ」というハナ肇さんへのリスペクトだったと記憶してます。

 

司会・歌手・そしてドラマへ

で、その後の『オールナイトフジ』『夕やけニャンニャン』の司会へと更にメジャーになっていき、『鶴ちゃんのプッツン5』と冠番組まで持つにいたります。

 

ドラマや映画でも『男女7人夏物語』『男女7人秋物語』では「不死身の貞」として、もちろん二枚目ではないですが単なる三枚目でもない30台男性を演じてました。

しぶいといえば、映画の『異人たちとの夏』。山田太一原作・大林宣彦監督の幻想的な作品で、昭和20、30年代の江戸弁が見事でした。

 

もうひとつ、忘れちゃいけないドラマが、『季節はずれの海岸物語』

88年から年に1,2本のスペシャルドラマとして放映されてました。海岸沿いの喫茶店マスターを演じる鶴ちゃんと毎回入れ替わりで登場するマドンナとの悲恋。ユーミンの「DESTINY」が良くってねえ。これ、再放送してほしいところなのですが、マーシーがあんなことになってお蔵入りで残念です。

その後の片岡鶴太郎

90年代から2000年代以降は、性格俳優でかつ画家というイメージが強くなっていきます。ボクシングや近年ではヨガに傾倒するなど、凝り性な人だなあとも感じています。

でも、80年代を愛する我々としては、タモリさんと「キューちゃん!」と言い合う姿や、ひょうきん族のピヨコ隊隊長の鶴ちゃんが好きです。 「う~、ぴ、ぴ、ピヨコちゃんだ、あひるが、ガーガー!」

では、次回の80年代あいうえお辞典は「て」の項で。