こんにちは、セイジュン@アラフィフ応援隊です。追憶の80年代。今回は1983年のアルバムベスト10です。
TOP1、2が洋物、しかもTOP1は何とサウンドトラックです。さあ、映画のタイトル分かりますか。
3位以降は、サザン、達郎、ユーミン、そして聖子ちゃんに明菜とアイドル、ポップスと花盛りです。特に明菜ちゃんは3枚もチャートイン。
1位 サウンドトラック「フラッシュダンス」
映画「フラッシュダンス」のサウンドトラックが年間1位です。
すごいです、年間ベスト1が、洋楽、しかも、サントラですから。
ジェニファー・ビールス主演の映画が、公開されたのも同じ1983年です。
ブレイクダンスなんて言葉もこの映画から知りました。
もしかしたら、この映画にルーズソックスの根っこがあったのでしょうか。
2.ヒー・イズ・ア・ドリーム -シャンディ
3.フラッシュダンス/愛のテーマ -ヘレン・セント・ジョン
4.マンハント -カレン・カモン
5.レディ、レディ、レディ -ジョー・エスポジト
6.イマジネイション -ローラ・ブラニガン
7.ロミオ -ドナ・サマー
8.甘い誘惑 -サイクルV
9.アイル・ビー・ヒア・ホエア・ザ・ハート・イズ -キム・カーンズ
10.マニアック -マイケル・センベロ
2位 フリオ・イグレシアス「愛の瞬間」
そして、第2位がフリオ・イグレシアスですから。
若い方はご存じないかも、なので簡単に解説です。
フリオ・イグレシアスさんは、スペイン出身の歌手です。
代表曲に「黒い瞳のナタリー」、「ビギン・ザ・ビギン」があります。
このアルバムに「黒い瞳のナタリー」が収録されていますね。
郷ひろみさんがカバーしてて、歌いだしが「なぜにぃ~」というあの曲です。
もう何でもありですね、80年代。
おば様たちが熱狂しておりました。韓流ブームのときのヨン様の趣きです。
1. 黒い瞳のナタリー
2. 愛の瞬間
3. ラ・パロマ
4. 私の人生、おまえの人生
5. アモール・アモール
SIDE:B
1. さすらい
2. もう恋などしない
3. 愛につまずいて
4. この女こそは
5. 愛が扉をたたく時
3位 松田聖子「ユートピア」
3位に安定の聖子ちゃんです。
「ユートピア」、聖子ちゃん7枚目のアルバム。
「秘密の花園」の頃、ですね。
財津さんに細野さん、ユーミンに甲斐さん。豪華作曲陣を松本隆さんが収斂するパターンです。
ピーチ・シャーベット 作詞:松本隆/作曲:杉真理
マイアミ午前5時 作詞:松本隆/作曲:来生たかお
セイシェルの夕陽 作詞:松本隆/作曲:大村雅朗
小さなラブソング 作詞:SEIKO/作曲:財津和夫
天国のキッス 作詞:松本隆/作曲:細野晴臣
【south-wind side】
ハートをRock 作詞:松本隆/作曲:甲斐祥弘
Bye-bye playboy 作詞:松本隆/作曲:財津和夫
赤い靴のバレリーナ 作詞:松本隆/作曲:甲斐祥弘
秘密の花園 作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂
メディテーション 作詞:松本隆/作曲:上田知華
4位 中森明菜「ファンタジー〈幻想曲〉」
明菜ちゃんは、この頃「〇〇曲」というタイトルシリーズでアルバムを出していました。
その中の一枚、幻想曲です。
「セカンドラブ」が入っていますね。
ミディアム・バラッドのこの曲の感じが、初期の明菜ちゃんのイメージに近いです。
1.明菜から……。
2.瑠璃色の夜へ
3.アバンチュール
4.にぎわいの季節へ
5.傷だらけのラブ
【B面】
1.目をとじて小旅行
2.セカンド・ラブ
3.思春期
4.Moreもっと恋して
5.アイツはジョーク
5位 サザンオールスターズ「綺麗」
サザンの今となっては初期の名盤。
通算6枚目のオリジナルアルバムにして、サザンのプライベートレーベルである「タイシタレーベル」初のアルバムです。
シングルカット曲は少ないのですが、「マチルダBaby」から「旅姿六人衆」、原坊バージョンの「そんなヒロシに騙されて」まで、今でもお馴染みの曲が多いです。
2.赤い炎の女
3.かしの樹の下で
4.星降る夜のHARLOT
5.ALLSTARS'JUNGO
6.そんなヒロシに騙されて
7.NEVER FALL IN LOVE AGAIN
8.YELLOW NEW YORKER
9.MICO
10.サラ・ジェーン
11.南たいへいよ音頭
12.ALLSTARS'JUNGO
13.EMANON
14.旅姿六人衆
6位 マイケル・ジャクソン「スリラー」
6位にマイケルです。
このアルバムは翌年にすごいことになっていますので、またそこでも。
そういえば、映画「セント・エレモス・ファイアー」の中で、同棲を解消するカップルが、レコードをどっちが持っていくかでもめるシーンでこのアルバムが出ていました。時代です。
2.Baby Be Mine
3.The Girl Is Mine
4.Thriller
5.Beat It
6.Billie Jean
7.Human Nature
8.P.Y.T. (Pretty Young Thing)
9.The Lady In My Life
7位 山下達郎「Melodies」
前作「For You」の夏だ!海だ!達郎だ!から、オールシーズンの達郎になりました。
というか達郎さん自身は、良い音楽を季節に関係なく送り出していたのですが、受け手の我々が「For You」を夏のビーチソングとしてのみ受け止めていたといったところだと思います。
そして、この「Melodies」。
「悲しみのJody」、「高気圧ガール」や「クリスマスイブ」が収録されており、今でも愛聴盤です。
2.高気圧ガール
3.夜翔 (Night-Fly)
4.GUESS I'M DUMB
5.ひととき
6.メリー・ゴー・ラウンド
7.BLUE MiDNiGHT
8.あしおと
9.黙想
10.クリスマス・イブ
8位 中森明菜「バリエーション〈変奏曲〉」
4位のファンタジー〈幻想曲〉よりも先のアルバムですね。
「少女A」が入っており、明菜ちゃんのオリジナルアルバムでは、最も売れているアルバムです。
歌謡曲風のジャケ写ですね。
2.キャンセル!
3.脆い午後
4.哀愁魔術
5.咲きほこる花に…
6.ヨコハマA・KU・MA
7.メルヘン・ロケーション
8.少女A
9.第七感(セッティエーム・サンス)
10.X3ララバイ
11.カタストロフィの雨傘
12.エンディング
9位 松任谷由実「REINCARNATION」
80年代中盤からのユーミン爆進のなかの一枚。
ポップ色が強いです。
ユーミンのライブは今でも行きますが、当時の曲、今でもかっこよく歌われています。偉大です。
2.オールマイティー
3.NIGHT WALKER
4.星空の誘惑
5.川景色
6.ESPER
7.心のまま
8.ずっとそばに
9.ハートはもうつぶやかない
10.経る時
10位 中森明菜「NEW AKINA エトランゼ」
明菜ちゃん、この年3枚目のランクイン。
年間では2枚目のオリジナルアルバムのリリースです。量産です。
阿木燿子さん、谷村新司さんに、財津さん細野さん。さらには横浜銀蝿さんまでが曲を提供です。
1.さよならね
2.ヴィーナス誕生
3.少しだけスキャンダル
4.感傷紀行
5.ルネサンス-優しさで変えて-
【B面】
1.モナムール(グラスに半分の黄昏)
2.ストライプ
3.わくらば色の風
4.時にはアンニュイ
5.覚悟の秋
【シングルベスト50はコチラ!】
Spotifyのプレイリストに1983年ヒット曲集と銘打って、オリコンベスト50からSpotifyが無料配信しているものをピックアップしました。
こらちです。お楽しみくださいませ。
では、次回は1984年で。