1981年:アルバムベスト10【追憶の80年代】

80年代

こんにちは、セイジュン@アラフィフ応援隊です。追憶の80年代。今回は1981年のアルバムベスト10です。

この年は、圧倒的な存在として寺尾聰さんがいますが、それ以外にも洋楽ありキワモノ(ありで、魅力的な一年です。

では、ベスト10、早速みていきましょう!!

1位 寺尾聰「Reflections」 

さて、第一位は当然ながら、寺尾聰の「Reflections」です。ホント、聴きましたね、というか今だに聴いています。

ザ・ベストテンでは、「ルビーの指環」が10週連続第一位。

そして大晦日には第23回日本レコード大賞を受賞。

もう、この年は「ルビーの指環」一色でしたが、アルバム全体も最高の出来でした。

一曲目の「HABANA EXPRESS」から「渚のカンパリ・ソーダ」への流れ、シングルカットされた「SHADOW CITY」、「出航 SASURAI」も渋い。

これは井上鑑のjazzyな編曲の勝利です。

今聴いても素晴らしい。アマプラにもあるのでゼヒ聴いてください。

(全作曲:寺尾聰/全編曲:井上鑑)
A面
 1.HABANA EXPRESS 作詞:有川正沙子
 2.渚のカンパリ・ソーダ 作詞:松本隆
 3.喜望峰 作詞:松本隆
 4.二季物語 作詞:有川正沙子
 5.ルビーの指環 作詞:松本隆
B面
 1.SHADOW CITY 作詞:有川正沙子
 2.予期せぬ出来事 作詞:有川正沙子
 3.ダイヤルM 作詞:有川正沙子
 4.北ウィング 作詞:有川正沙子
 5.出航 SASURAI 作詞:有川正沙子

2位 大滝詠一「A LONG VACATION」 

このアルバムも聴きました。

リアルタイムでは、友達からダビングしてもらったテープで。

その後、大学生になってからCDで買い直して。

約40年、今でも聴いています。

大滝さんならではのナイアガラ・サウンドは勿論、松本さんの作詞もぐっと来ます。

考えてみれば、1位の「Reflections」にも多くの松本隆作品が入っており、前年のYMOで大ブレイクした細野さんに続き、大滝さん・松本さんと「はっぴいえんど」がメジャーシーンに出てきた感がありますね。

アルバムジャケットのアートワークは、永井博さん。クールです。

『レコード・コレクターズ』2010年9月号の特集「日本のロック・アルバム・ベスト100」で、1980年代編で第1位に選ばれたというのも、至極納得です。

大滝さんが逝去されたのが2013年12月30日。

65歳は若すぎましたが、残した音楽は永遠です。

(全作曲:大瀧詠一)
A面
1.君は天然色 作詞:松本隆
2.Velvet Motel 作詞:松本隆
3.カナリア諸島にて 作詞:松本隆
4.Pap-pi-doo-bi-doo-ba物語(ストーリー) 作詞:大瀧詠一
5.我が心のピンボール 作詞:松本隆
B面
1.雨のウェンズデイ 作詞:松本隆
2.スピーチ・バルーン 作詞:松本隆
3.恋するカレン 作詞:松本隆
4.FUN×4 作詞:松本隆
5.さらばシベリア鉄道 作詞:松本隆

3位 アラベスク「グレイテスト・ヒッツ」 

ハロ~、ハロ~、ミスターモンキィ~の歌声が3位にランクインです。

タケノコ族などのキーワードと一緒に記憶しております。

アラベスクってドイツのバンド(というかユニット)だったんですね。

今回初めて知りました。

1. オープニング~ハロー・ミスター・モンキー
2. フライ・ハイ
3. ローラー・スター
4. 幸せのジャックポット
5. 哀愁のマリゴット
6. ビリーズ・バーベキュー
7. ペパーミント・ジャック
8. 恋にメリーゴーランド
9. 愛はゆれて
10. 恋のペントハウス
11. 今夜もロック・ミー
12. ミッドナイト・ダンサー
13. 愛のゲーム
14. フライデイ・ナイト
15. さわやかメイク・ラヴ
16. ハイ・ライフ
17. エンディング~ハロー・ミスター・モンキー

4位 松山千春「時代をこえて」 

前年の2枚に引き続きランクイン。

80年代前半は千春の時代でもあります。

ジャケ写の似顔絵は、大きく引き伸ばされて、足寄の千春の実家の駐車場に飾られています。

大学二年生の夏のこと。

中坊時代の奴らとの貧乏旅行で見に行きました。

(全作詞・作曲: 松山千春、全編曲: 大原茂人)
A面
1.夜
2.この部屋
3.とだえた言葉
4.ダーリン
5.時代ときをこえて
B面
1.浜辺
2.夢をのせて
3.夏
4.限りある命
5.星をかぞえて

5位 T.C.R.横浜銀蝿R.S.「ぶっちぎりII」 

実に、ギミックなのですが、横浜銀蝿がランクインです。

たしかにインパクトありました。

ちなみに、横浜銀蝿のアルバムは、「ぶっちぎり」で総称されていて、一枚目がファースト、二枚目がセカンド、三枚目がサード。

では、四枚目は何というのでしょう?

フォース?

違います。ザ・ベストテンで言ってました。

正解は、最後に!!

1.だからいつものRock'n Roll
2.ヒップフリフリRock'n Roll
3.壱から拾までRock'n Roll
4.JohnnyはRockがお好き
5.D.J.Rock'n Roll
6.お前サラサラサーファー・ガール おいらテカテカロックン・ローラー
7.お前にお手上げ
8.I Love 横浜
9.盗まれた魔法のランプ
10.気ままなOne Way Night

6位 オフコース「We are」 

出ました!オフコース!

当時の中学生男子は、YMO=テクノに行くか、ナイアガラ・佐野元春・大滝さん系にいくか、千春さんに行くかでしたが、女子はオフコース圧勝でした。

男子は「けっ」て思ってましたが、今聴くと、当然良いわけです。

この年に「We are」が出て、翌年のアルバムタイトルが、、、これは1982年の記事で。

A面
 1.時に愛は 作詞・作曲:小田和正
 2.僕等の時代 作詞・作曲:小田和正
 3.おまえもひとり 作詞:鈴木康博・清水仁、作曲:鈴木康博
 4.あなたより大切なこと 作詞・作曲:小田和正
 5.いくつもの星の下で 作詞・作曲:鈴木康博
B面
 1.一億の夜を越えて 作詞:安部光俊、作曲:鈴木康博
 2.せつなくて 作詞:大間仁世・松尾一彦、作曲:松尾一彦
 3.Yes-No 作詞・作曲:小田和正
 4.私の願い 作詞・作曲:小田和正
 5.きかせて 作詞・作曲:小田和正

 

7位 中島みゆき「臨月」 

この年にも、みゆきさん、ランクインです。

「あした天気になれ」「ひとり上手」 、そして「夜曲」も入っています。

月曜深夜1:00からのオールナイトニッポン第一部も、盛り上がっていました。

なつかしいです。

1. あした天気になれ
2. あなたが海を見ているうちに
3. あわせ鏡
4. ひとり上手
5. 雪
6. バス通り
7. 友情
8. 成人世代
9. 夜曲

8位 ノーランズ「恋のハッピー・デート」 

(画像はシングルのジャケ写です)

9位 ノーランズ「セクシー・ミュージック」 

(画像はシングルのジャケ写です)

なんと、8位、9位にノーランズが続けてランクイン。

イギリス出身の女の子4人グループ、しかも4人は姉妹です。

この年から9年後の1980年、Winkが「セクシー・ミュージック」をカバーしました。

わずか9年ですが、80年代初頭と90年代では「ポップス」の捉え方が全く違うものだなあと感じたのを記憶しています。

聴き比べもゼヒ。

 

10位 五輪真弓「恋人よ」 

「恋人よ」のヒット自体は、前年の1980年後半でした。

オヤジが五輪を「いつわ」と読めず「ゴリン」と読んでました。

1980年のオリンピックは、モスクワ開催で、日本は不参加だったんですけどね。

A面
 1.恋人よ
 2.あなたは突然に
 3.ロマンプレイボーイ
 4.ジョーカー
 5.わたしの気持も知らないで
B面
 1.ジェラシー
 2.想い出はいつの日も
 3.思うままの女
 4.春便り
 5.愛の蜃気楼(砂の城)

 

さて、横浜銀蝿の4枚目のアルバムは、

「トップ」でした。車のギアーですね、1速・2速・3速で、トップと。

【シングルベスト50はコチラ!】

Spotifyのプレイリストに1981年ヒット曲集と銘打って、オリコンベスト50からSpotifyが無料配信しているものをピックアップしました。

こらちです。お楽しみくださいませ。

 

では、次回は1982年で。

 

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