東京メトロには全部で144の駅があります。各駅を訪れてスタンプをゲットし「全駅制覇」の称号を得ようというのが「東京メトロ全駅スタンプラリー」です。チャレンジすること1年半、この度めでたく「全駅制覇」達成しました!
こんにちは、セイジュン(@39Seijun)です。「東京メトロ全駅スタンプラリー」全駅制覇してきました!
この企画は2022年4月25日から2025年2月28日までの凡そ3年間、開催されております。僕は1年半でコンプしたのですが、時間とやる気があれば数回の取組で完走できるかなとも思います(そのかわりほぼ1日中、乗車か…)。
まあ、現実的には1日1路線として、東京メトロ全9路線なので10日間ほどあれば何とか。土日を使えば2~3か月あれば達成できるかなという勘定です。
東京メトロ発信の、開催時のプレスリリースによりますと「1週間に1~2駅まわれば3年かけて達成できるという皮算用で期間設定をした」もののようです。なるほどね~。
「短期集中か長丁場か」はともあれ、本稿アップ時は2024年10月。開催期間もあと半年となりました。スタンプラリーを始めるには、ぼちぼちラストチャンスの時期が近づいてきたといえます。達成のコツなど備忘録がてら記載してみますね~。
事前準備
まずは、スマホで「東京メトロ全駅スタンプラリー」とググって(もしくは東京メトロ各駅にあるポスターからQRコードを読み取って)、参加登録をしましょう。
アプリのインストールがいらないところがいいですよね。実際に、スタンプラリーに参加している途上もアプリを立ち上げるのではなく、ブラウザ経由でスタンプをゲットしていきます。
ですので、本登録が終わったら、ブックマークしておきましょうね。
では、実際にスタンプをゲットしに行きましょう。東京メトロのお好きな駅へGO!です。
まずは、乗車券ですが、オススメは「一日乗車券を購入すること」です。オトナ1日600円。ここでいう1日とは丸24時間ですので、午後に購入したら翌日の午前中も使うことが出来ます。
ちなみに乗車券ですが、PASMOをお持ちの方ならPASMOに上書きすることも出来ますし、切符で発券することも出来ます。
PASMOだと、改札の際、タッチ式のゲートを利用することができるので便利です。切符の場合は吸い込み式のゲートしか使えません。ただし、切符を持ち帰ることができるので記念になりますね。
スタンプラリー、道中の注意点
あとは自由に各駅を訪れて、スタンプをゲットしていけば良いだけなのですが、気付いたことなを何点か。
◆スタンプとはQRコード
ここまで「スタンプ」と表現してきましたが、実際はポスターにあるQRコードです。日常で、東京メトロを利用されている方はどこかで見た記憶があるかもしれません。
で、このポスターですが、原則、各駅に1枚しかありません(超巨大ターミナル駅は同じものが2枚、別の場所に張られているケースがあります。たしか、飯田橋とか)。
このポスターのありかは、「東京メトロスタンプラリー」のWebサイトの各駅の欄にあります(説明ヘタでスイマセン。始めればすぐにわかります)。例えば「A1改札外」とか「〇〇口改札内」とか、という具合です。
最初のうちはポスターを発見するまで時間がかかりますが、大丈夫、慣れます。割と「駅事務所」の近くにある傾向があります。
◆スタンプゲットしたら確認
さて、ポスターを発見し、QRコードを取り込むとスタンプがゲットできます。こんな具合です。
で、取った(撮った)気になって次に行く前に、しっかりスタンプがゲットできているか確認しましょう。一度、取れた気になって次の駅に行こうと駅ホームまで行って確認したところ取れておらず、二度手間になったことがありました。
◆中目黒・中野・西船橋・代々木上原・和光市・目黒の各駅は注意
終点の駅が他社路線と相互乗り入れの場合は、手前の駅に2駅分のスタンプがあります。「中目黒・中野・西船橋・代々木上原・和光市・目黒」の6駅。終点まで行かないように要注意です。僕は、有楽町線にボーっと乗っていたら和光市まで行ってしまいました。
ちなみに、複数の路線が乗り入れる駅は1箇所でOKです。例えば、池袋駅は「丸の内線、副都心線、有楽町線」の3路線が通っていますが、QRコードは1種類です。
◆途中の達成
さて、144駅 全駅制覇の手前で、いくつかの「達成賞」があります。まずは「6駅制覇賞」。文字通り、6駅のスタンプゲットしたところで壁紙がもらえます。
以降は、各路線をコンプした都度、「路線達成賞」として路線別の壁紙がもらえます。そして、最後には「全駅達成賞」に至ります。やったー!
完走後の感想
こうして144駅を達成しました。道中の感想を2点ほど。
◆全ての駅を降りて周囲を散策、、、というのは無理無理
スタンプラリーの旅に出て、最初のうちは「ある駅に着いてスタンプをゲットしたら、せっかくだから地上に出て周囲を散策してみようかな。何なら近隣の神社仏閣を訪れて、御朱印でも頂いて」なんて思っていたのですが、もう無理無理。
もちろん、そういった都内散歩として楽しむことも出来ると思います。本稿の冒頭に書いた「週に1~2駅を3年かけて」といった時間軸だと出来そうですね。
ただ、スランプラリーを目的に、ある程度短期間で、となると「電車おりた→改札出た→ポスター発見→スタンプゲットしたら回れ右!→改札戻って次の駅」となります。
さらに言えば、この動き自体でも十分に楽しいです。僕は鉄オタではないのですが、鉄オタの1ジャンルの「乗り鉄」の皆さんの気持ちがちょっとだけ分かりました。
「交通(つまりどこかに行く)」という手段そのものが「娯楽(乗っていて楽しい)」という目的に替わるという倒錯は、やはり趣味のひとつ足り得るなあと思った次第です。
◆車中の楽しみ
「地下鉄なので車窓が楽しめない」というのは、鉄道旅としてはかなりマイナスかな~と思っていたのですが、車内の風景を眺めるだけで十分に楽しめました。普段使わない路線だと、車中の装備(ドアや椅子、つり革等)が違っているのでそれだけで物珍しく、また吊り広告を眺めていても渋味がありました。
相互乗り入れの他社路線の影響で、他県の遠ーくのほうにある老人ホームの広告などを眺めていると、いい感じになっていきます。
◆できれば土日か平日なら日中に
最後に。
このスタンプラリー自体が壮大な娯楽なので、お勤めの方、通学の若者で殺伐となっている平日の朝(9:30くらいまで)はやめときましょう。土日か平日の日中に楽しみましょう。
では、今回はこの辺で。またブラブラしていて、何か楽しいことに出会ったら、まとめます。