
2025年3月26日。三寒四温の、この日は「温」の日。数日前にサクラの開花宣言も出た春ムードのこの日、とある企業さんの株主総会に行ってきました。大人の社会科見学シリーズ、今回は「株主総会に参加」です。
こんにちは、セイジュン(@39Seijun)です。FIRE後のここ数年、「大人の社会科見学」として各地各所を行脚してきました。例えば、こんな感じです。
単なる都内散歩、食べ歩き・飲み歩きだけではなく、社会の仕組みを今さらながら学び、考えてみようというシリーズです。そして今回は「株主総会に参加」。これ、今年の「やりたい100のこと」にもリストアップしていて、機会を狙っていました。
今回訪れたのは、2024年度末、株主総会集中日の3月26日。(株)ヒューリックさんの本社です。
ちなみに、ヒューリックさんの株主歴は3年。持ち株はほんのわずかですが、できるだけ長く持っていたい株です。
持っていくものと当日朝
まずは持ち物から。ヒューリックさんから数週間前に届いた「株主総会招集通知と議決権行使書」の封筒をしっかり持参。
ちなみに、会場であるヒューリック本社に入る前の腹ごなしに、隣町の人形町にある立ち食いそば屋「福そば」さんでセリそばを頂きました。シャキシャキとした食感が楽しめて、とても美味しかったですw
株主総会に参加と感想戦
さてさて、会場はヒューリック本社(小伝馬町近く)。9時半に到着しました。
若干緊張気味の社員さんたちが丁寧に対応してくれて、受付を済ませて2階へ。大会議室に入ると、およそ500人ほど収容できる広さで、開始時刻には満席になっていました。なんでも、サテライト会場として第2会議室も用意され、そちらにも参加者がいたとか。盛況ですね。
来場している株主の方々を見渡すと、男性が9割くらい。年配の方が多い印象でした。服装はカジュアルな方が多く、リラックスした雰囲気でしたね。
10時直前になると、社長以下の役員が壇上へ。ぴったり10時に総会が始まりました。
壇上には社長をはじめ、外部取締役までがずらり。スーツ姿もパリッと重厚感あり。女性は社外取締役か、会計士系の監査の方かな、3名ほど。ここもまだ男性優位な印象ですね。
冒頭、社長による開会宣言と議事進行の方法に対する意見集約。株主が拍手によって賛意を示し、議事が進行していきます。「なるほど、こうやって進むのか」と、ちょっとした発見です。
その後、会社の現状や今後の方針についての説明が、社長や財務担当役員から行われ、加えてビデオを用いて約30分ほど。要点が整理され、簡潔で分かりやすい内容でした。
続く質疑応答では、社長が率先して質問に答えていました。株主からの問いに真摯に耳を傾け、自らの言葉で丁寧に返答する姿からは、企業のトップとしての責任感と誠実さを感じました。
個人的に印象的だったのは、「総会のネット配信は検討しないのか?」という質問に対し、社長が「株主の皆さんと直接お会いできることが喜びです」と答えた場面。
質問自体は一問一答形式で、記者会見のような「さら問い(追加質問)」はありませんでしたが、どれも納得感のあるやり取りでした。まあ、社長は24時間365日、ずーっと会社のことを考えていて、株主総会での質疑は1年のうち最も重要なセッションの一つ。その場で株主がフンワリとした質問を投げかけても、社長のほうが役者が上で、どんな球でも打ち返せるよなあ、という印象でした。
質疑応答の時間は30分と限られていましたが、20人以上の株主の質問に対応。その姿勢からも、株主の声を真摯に受け止めようとする企業の姿勢が伝わってきました。
質疑応答が終わり、11時過ぎに決議事項「余剰金処分の件」(つまり配当金ですね)が社長より諮られ、株主一同拍手をもって賛意を示した後、閉会。
お土産はペットボトルの水だけでしたが、それで十分。いやあ、勉強になった。
総会終了後は大手町まで歩き、ロメスパを食らいました。歩いた後の食事は格別ですね。よきランチとなりました。
初めての株主総会は、形式的なものにとどまらず、企業の文化や価値観を直に感じ取れる貴重な機会でした。経営陣の姿勢、社員の対応、そして株主との対話。すべてが、この会社が誠実に経営されていることを物語っていました。
では、今回はこれまで。引き続きよろしくお願いします。