沖縄旅行記#3:路線バスにゆられ、南城市 奥武島へ

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こんにちは、セイジュン(@39Seijun)です。2025年2月中旬、二泊三日の沖縄一人旅。備忘録第三話は、2日目の午前、奥武島行きです。奥武島と書いて、「おうじま」と読むそうです。那覇バスターミナルから琉球バスに揺られること一時間弱。早春の奥武島は、明るい日差しと猫の島でした。

 

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2025年2月19日(水) 6:30 ~ 12:00

2025年2月19日(水)、6:30起床。洗面等々を済ませ、昨日買った「なかよしパン」で朝食。ココア風味の生地にバニラ・クリームがサンドされています。美味しい美味しい。これでハーフなんですが、起き抜けの朝食にはちょっと多かったので半分にしておきました。

7:40出発。国際通りを西へ。歩くこと15分弱。県庁・市役所の更に先、ゆいレール「旭橋」駅至近にある「那覇バスターミナル」に到着。

上階は県立図書館や各種テナントが入っている総合ビル、1階部分にバスターミナルがあります。沖縄4社の路線バスが行き交う降車場がアルファベットでA~Gの7個、乗車場が1~11の11カ所だったかな。室内ロビー・ファミマ・トイレ・案内所等々も完備です。念のため、ファミマでスパムおにぎりとさんぴん茶を購入。これも沖縄限定モデルです。

 

さあ、目指すは奥武島(おうじま)です。

8:20発、琉球バス交通【51】上泉(与儀十字路向け)に乗り込み、45分(36駅)ゆられて「中山(百名・志喜屋向け)」停留所で降りる、というミッションです。

以上のように書いてみて全て暗号のようで、読み方も分かりません。とにかくグーグルマップさんを信じて、9番乗り場から乗車、定刻通りに出発です。

 

那覇市内から見ると東南方面に約18キロほど下るという道程です。しばらく市街地を走り、その後はのんびりとした風景が続きます。乗車客は当初私だけ。その後は出入りあっても5人までは行かなかったかな。

9:10過ぎ(定刻より5分程遅れ)、「中山」停留所に到着。眼下に太平洋を望む高台でバスを降ります。当たり前ですが、バスは走り去っていきました。一人ぼっち感が高まります。

先に道路を渡って帰りのバス停で時刻表を確認します。およそ、1時間に1本か…

よし、10:53に乗って帰ろう。ということで1時間30分ちょいの滞在開始です。

 

さて。ここから奥武島まで1.5キロほど歩きます。まずは坂道・階段を一気に下ります。

ちょっと風はありますが、太陽も出てちょっと汗ばむほど。

坂を下ると今度はサトウキビ畑が続きます。

ふっと前が開けると堤防、そして奥武島に続く橋が見えてきます。いやあ、絶景です。徒歩で橋を渡って島に上陸。

天ぷら屋さんが見えますね。ここにもバス停があるのですが、時間の関係で直行するバスがなかったので、グーグルマップさん推奨の「中山」停留所から徒歩20分かけてやってきたという訳です。

向かって左手に港・市場、海鮮食堂といったノボリも見えます。目的地は逆側(向かって右側)にあり、歩みを進めます。右手は堤防で、そこを超えると透明度の高い入り江や岩場が見えます。

ぐるりと島を右回りで行くとカヤックポイントや新たな天ぷら屋さんのノボリと一緒に海岸が見えてきます。

奥武島の目的地の一つがこの海岸の先、さらに小さい半島が出ている先の先にある「自然災害伝承碑」です。

自然災害伝承碑というのは、過去に発生した自然災害(洪水、土砂災害、高潮、地震、津波、火山災害等)の様相や被害状況等が記載されている石碑やモニュメントのことです。

 

この地の伝承碑は、1951年のアイリス台風の被害を伝える「海上遭難者慰霊之塔」です。沖縄本島から太平洋に張り出したこの小島で、75年前に海上遭難された方を鎮魂しました。

ちなみに、2025年1月30日現在で全国643市区町村2,252基があります。国土地理院のサイトで確認できます。こちらです。

今年やりたい100のこと」の一つに、この「自然災害伝承碑」を訪れる(まずは全2,000碑(以上)の1/10で年内20碑)を上げております。これで2碑め。道のり遠く。これについてもまた別途ブログにまとめますね。

 

この島ではもう一カ所行きたい場所がありまして。それが郵便局。海沿いの道路から一本山側に上がった所にありました。

郵便局の前には、ひなたぼっこ中の猫が2匹、鎮座。穏やかな雰囲気です。

「お預入れ用紙」に記入し、通帳・1,000円と共に「局印でお願いします」と局員の方に提出します。局員の方も、郵便局巡りをしている人だなと分かって頂き、「遠くからご苦労さまですね~」とにこやかに声かけていただきました。他にお客さんもいらっしゃらかったので、ちょっとだけ世間話も。

この「郵便局めぐり」も「今年やりたい100のこと」のひとつ。これもいずれまとめます。旧Twitter友達に「無職おじさんはスタンプラリー達成にはまる」との名言がありますが、まさにそれ、ですね(苦笑)。

さて、もどろうか。島の入り口まで引き返し、市場や天ぷら屋さんも見てみましたが、開店の10:30のチョイ前、かつ既に観光客(主にインバンドの方々)がワイワイと少しだけ行列を作り始めおり、バスの時間に間に合うか微妙なところだったので、天ぷらは断念…

 

島を離れ、高台にある「中山」停留所まで20分ほどテクテクと。この地を訪れる大半の方は車・レンタカーなんでしょうね~。那覇市内から1時間ほど路線バスに揺られてくるというのは、逆に贅沢だな~と思うのはやせ我慢でしょうか。

 

10:53。定刻通り「中山」停留所にバスがやってきました。【50】堀川(那覇向け)で那覇バスターミナルに向けて出発です。朝のバス同様に、便名・NOなどすべて暗号のようなのでとりあえず信じて乗り込みます。

しばらく進むとグーグルマップ上に自分の軌跡がマッピングされ、それが路線バスの進路と一致するとホッとします。行きの51番とちょっと途中の経由が異なりますが、那覇行きは確かです。それにしてもグーグルマップ、サマサマです。

途中、バス車中ですが、他の乗客がいないことを確認の上、朝ファミマで買っておいた沖縄限定スパムおにぎりをさささっといただきます。飲み物も、沖縄ポッカの「さんぴん茶」。郷に入っては郷に従え。いずれも美味でした。

さて、バスは12:00少し前、無事に那覇バスターミナルに到着しました。ここから乗り換えて、今回の旅行最大の目的地、浦添に向かいます。琉球バス交通98番、12:20発で出発です。

と、今回はここまで。次回、浦添激闘編、お楽しみに!