手帳といえば日本能率協会マネジメントセンターのNOLTYワイド3の一択です。2021年の手帳も早速購入しました。試行錯誤の末、たどり着いた手帳の魅力を紐解きます。
こんにちは、セイジュンです。先日、こんなツイートを投稿しました。
今回は、手帳に求めるもの、そして、結果としてたどり着いた日本能率協会マネジメントセンターのNOLTY ワイド3についてのレビューです。
NOLTYにたどり着くまでの手帳遍歴
さて、皆さんはいつ頃から手帳を使い始めましたか?
私の場合は、大学の頃。写真は大学時代の手帳です。生協で買ったカレッジ手帳でした。
その後、社会人になってからは、当然ながら手帳を使わなかった年はないので凡そ30年。
どれを使うか、かなり紆余曲折したものです。
紙か電子か
一時期は何を血迷ったのか電子手帳に手を出してみたり。
現在のように、スマホ、タブレットが普通になる前、SHARPのザウルス(なつかしー!)を使ってみたり、で結局数ヶ月しか使わなかったり。
それで懲りたわけではないのですが、電子か紙かの選択は、やはりアナログ派・紙派です。
スマホの機能がここまで進化してきた今日においても、紙の手帳、リアルな手帳は手放せません。
周りの人間も同様、やはり紙による一覧性・可視化、そして手で書ける容易性は大事ですね。
システム手帳、ほぼ日手帳、そしてNOLTYへ
で、紙の手帳でも迷いました。
ほぼ日手帳を長らく使った時代もあり。
仕事用ではシステム手帳を併用したり。
で、近年落ち着いたのが、NOLTYワイド3。
結局、手帳に求めるものは何かをよく考えたら、オーソドックスな手帳に落ち着つきました。
では、手帳に何を求めるか、今一度整理してみましょう。
手帳に求めるもの
手帳に求めるもの、深掘りすると以下の通りです。
スケジュールの可視化と一元管理
これは、「超」整理法の野口教授も口すっぱく提言しておりました。
「スケジュールは一元管理。ダブルブッキングを避けよ」です。
他人とのスケジュール共有の観点から、職場のスケジューラ登録は行いますが、まずは手帳が常に「正本」と考えます。手元に手帳がない場合は、予定を入れるのを避けるくらいです。
スケジュールは日時で縦にかけるもの
見開きで1週間になっていて、一日単位に縦に時間軸が表現されているものを選びます。
これ、いわゆるバーチカル形式と言われています。
スケジュールを記入する祭、一日が縦に表現されているものに対して、縦に線を引き、横書きに事項を書きます。図示するとこのイメージです。
他方、一日が横に表現されていると、線も横・事項も横に書く必要があり、30分程度のスケジュールが書きにくくなります。図示するとこういうこと。
私の場合は、手帳に記しておくことの第一がスケジュール(しかもこれから先のスケジュール=未来の予定)なので、見開き1週間のバーチカル方式がベストチョイスになるのです。
ここは人による、目的によると思います。未来のスケジュールではなく過去の出来事を備忘録的に書く、つまり日記的に使用するのを第一義にする方は、また違う手帳を選ぶことになるのでしょう。
持ち運びに便利なもの
いまどきはスーツの内ポケットに、という時代ではないのでしょうが、それでも出来るだけコンパクトなもののほうがうれしいです。大きすぎず、重すぎず、です。
「超」整理法手帳は、A4四つ折サイズですが、やっぱりちょっとだけ大きい。これはやはり好みでしょうね。
メモ欄・TODO欄は少なくていい
これも人によるのでしょうが、メモ・備忘録・TODO・議事メモ等は別途、ノートに記載する派なので手帳には少なくていいです。
先に書いたとおり、スケジュールは手帳に一元管理。
なぜならダブルブッキングを排除するため。
それに対し、TODOはノートに書いたり手帳に書いたり単票メモに書いたり、さまざまです。
これはどこかで読んだのですが、
備忘メモ・やることリストは同じことをどこに何回書いても問題ない。なぜなら、これによってダブルブッキングは発生しないから。
卑近な例でいえば「火の用心」は台所の壁に貼り、「戸締り用心」は玄関に張ります。
「帰りに牛乳買って帰ること」は紙の端切れに書いてスーツのポケットか定期入れに付箋で張ります。つまりTODOや気づき・感想などは手帳に書かなくてもいい訳です。手帳はスケジュールの一元管理に特化したいというのが私の使い方です。
余談ながら、手帳にアドレス帳がついているものは、あまりにも昨今の事情に疎く改定をしていないと考えます。
個人情報の管理の観点から紙にそのまま書くことは近年ない、それこそスマホに登録すべきですね。
日本能率協会マネジメントセンターのNOLTYワイド3
とにかくこうやって手帳に求めることを自分なりに考えてみて、やっと数年前にNOLTYにたどり着いたわけです。
NOLTYワイド3のスペックは以下の通り。
- サイズ:縦16センチ、横9.5センチ、厚さ0.8センチ。
- 前年、当年、翌年の3年カレンダー/年間カレンダー/月間カレンダー(マンスリー型)/週間カレンダー(バーチカル)
- メモ:横罫と方眼が数ページづつ(アドレス帳はすでに数年前から廃止)
- インフォメーションは、鉄道路線図と印紙税額一覧・度量衡換算など必要最低限のものだけ。
表紙も、数年前までは黒でビニールがちょっと安っぽかったのですが、近年ネイビーブルーでシックになりました。
という訳で、手帳の効用とNOLTYのレビューでした。おすすめです~。