こんにちは~セイジュン@アラフィフ応援隊(@39Seijun)です。
東海林さだおサンの「丸かじり」シリーズ、文庫版最新刊が出ました!
最新刊(といっても2021年4月が第1刷なのでちょっと積ん読でしたが)は「バナナの丸かじり」です。早速、私家版丸かじり図書館に並べました。「図書館」についても後ほど。
まずは東海林さだおサンについて。
東海林さだおサン「丸かじり」シリーズとは?
東海林さだおサン
まずは、東海林さだおサンについて。
1974年6月16日から2014年12月31日にかけて毎日新聞朝刊に13,749回連載した4コマ漫画『アサッテ君』で、一般全国紙の連載漫画の最多掲載記録を作った。他の漫画・エッセイの連載においても、ほとんどが40年超のロングランとなっている。 wikiより
紫綬褒章(2000年)、旭日小綬章(2011年 )という叙勲歴!もあり、日本漫画家界の大家!!なのですが、漫画からもエッセイからもそんな風情は全く出てきません。
「バナナの丸かじり」の解説担当の柄本佑さんも帯で書いているとおり、我々ショージファンは、氏の「ちっちゃい話をするところがスキ♡」なのです。
そんな東海林さんの4コマ漫画の代表作が毎日新聞の「アサッテ君」であり、エッセイのほうがこちら「丸かじり」シリーズです。
「丸かじり」シリーズ
丸かじりシリーズは、「週刊朝日」で連載されているエッセイ「あれも食いたいこれも食いたい」をまとめたものです。
エッセイの連載開始が、1987年。それをまとめて書籍化したのた「丸かじり」シリーズであり、記念すべき第1巻が「タコの丸かじり」。文庫版が1994年に出版されました。
連載開始から30年以上、文庫化からでさえ四半世紀以上の超ロングランエッセイ集。今回の「バナナの~」のが通算41作めということです。
我が家の「丸かじり」図書館
さて、私は自宅にいる限り毎日「丸かじり」シリーズを読むほどの「丸かじり」ファンなのでですが、これを人に語ると「毎日、っていうのはオーバーでしょ」と言われます。
いや、文字通り「毎日」なんです。というのも、私は「丸かじり」専用の自作本棚を作成し、トイレに置いているからですw
それがコチラ。
作ったのは、20年近く前。トイレに小さい棚を置こうと思いつき、既製品を見たのですが帯に短し襷に流し。しょうがない、自分で作ろうとなって東急ハンズに出掛け、ベニヤ板と木工用ボンドを購入し、DIYで作成したものです。
作成当初は予備のトイレットペーパーを置いたり、頭の体操用の英単語集を置いたりしていたのですが、いつの頃からか「丸かじり」シリーズが占有し始めました。
41巻となった今では3段の棚からあふれ、書斎の本棚へ(というか、そちらが本来の置き場なのですが)。
「余、平生作る所の文章、多くは三上に在り。乃(すなは)ち馬上・枕上(ちんじょう)・厠上(しじょう)なり」 欧陽脩「帰田録」より
古来、考え事に適した場所をさす三上(馬に乗っているとき、寝床に入っているとき、便所に入っているとき)のうちの一つ、厠上を「丸かじり」に捧げているのです。
去年・今年はコロナ禍もあり、出張・旅行なども極端に少なく、年間350日以上は間違いなく「丸かじり」シリーズを読んだという証左なのでした。
ショージ先生、50巻を目指せ!
さて、「丸かじり」シリーズのごくごく一部の表紙がコチラ。
丸かじりシリーズだけで、コンプできちゃう東海林さだお先生の偉大さよ。
アンパン、伊勢エビ、うなぎ、駅弁、おでん。#あなたの本棚のあいうえお#読了 pic.twitter.com/j902CAGCG2
— セイジュン@アラフィフITストラテジスト (@39Seijun) August 9, 2020
「#あなたの本棚のあいうえお」で投稿しました。
この表紙は長年、イラストレーターの故和田誠さんが担当されていたのですが、2019年に和田さんが亡くなり、「バナナ」から和田さんの、独特の文字とトンデモなく微妙な色彩感覚が拝見できなくなったのは寂しい限りです。
これから先は、何よりショージ先生がお元気で、シリーズ50巻まで続いてくれることを祈念しております!
さて、41巻におよぶ「丸かじり」は以下の通り。
貴方は何を丸かじりしますか?
タイトルに選んだこの食材のセンスにまずは驚嘆し、クリックでショージ先生・和田さんコラボの表紙を堪能してください。
初期作品どころか、ここ最近の数巻以前はだいぶ絶版になっちゃってるですね。。古本ふくめて紙の本で買えるのは、この先いつまでか。ご興味のある方は早めに大人買いしてくださいね。
ではでは。