こんにちは!セイジュン@アラフィフ応援隊です。
御朱印巡り、地道に進めております。50karaの趣味として最良です。次の週末、出かけてみませんか?
御朱印帳巡りとは
まず最初に、御朱印について、です。
神社やお寺にお参りした際、その証としていただける印の事を御朱印と言います。神社仏閣の名前・ご本尊のお名前・お参りした日付などを墨で書き、合わせて朱色の印章を押してていただくことから御朱印と呼ぶようになったのでしょう。
御朱印のデザインは、神社やお寺によって異なります。私自身も、異なるデザインを楽しみに御朱印集めにお参りしています。
御朱印帳ですが、これは御朱印がいただける神社やお寺で購入することもできます。
神社仏閣のオリジナルですので、これもお参りの記念になると思います。また、最近ではネットや高級文具店で購入することもできます。私は、ネットで2,000円弱で購入した御朱印帳を愛用しております。あなたもお気に入りの御朱印帳をまずはお手元に。
写真が下手で申し訳ありません。ちょっとゴージャスなデザインや、、、
ごくごくシンプルで淡い色あいが渋いデザインを使っています。
最初のデザインと同じものが、アマゾンでも販売されておりました。定番なんですね。
ご参考まで。
御朱印巡りの効用:地理と歴史
さて、御朱印巡りの効用を、もう少し考えていましょう。
効用と書くとちょっと功利的すぎますか?本来であれば、信仰心が己を参拝に突き動かして、というものですから。とはいえ、御朱印帳を片手に楽しみながらお参りして、その結果、心穏やかになるというのも良いものだと思います。
その効用ですが、まずは社会科:地理と歴史の勉強に、もってこいです。
京都・奈良の古都への旅行での参拝、あるいはご自宅周辺なのに日頃は訪れる機会の少ない神社仏閣への参拝。いずれの場合でも、地理と歴史の勉強になります。まさに私的ブラタモリです。
切通しの先にある神社を眺め、土地の地理を知る。寺院建立の由来が書かれた立札を読み、歴史にふれる。知的好奇心がくすぐられますね。
【飯田橋にある東京大神宮でいただきました】
東京大神宮は、縁結びの神様。女性の参拝者が多かったです。
【東郷神社でいただきました】
原宿竹下通りのすぐ隣にあるとは思えない落ち着いた雰囲気。明治の軍人、東郷平八郎をおまつりしているので、「勝」の文字がありますね。必勝祈願のかたはゼヒ!
御朱印巡りの効用:散歩と平常心
御朱印巡りのもう一つの効用が、心身ともの健康に繋がる散歩と平常心です。
都内で御朱印巡りをする日は、一日ないしは半日に数箇所お参りしています。神社から神社へ、その次はお寺へ。ルートを決めて、その間にランチをしたりお茶を飲んだり。工程は、電車・バスそして散歩です。
東京メトロ1日乗車券を買ったり、都営地下鉄とバスの共通券を購入したりもしていますが、一駅区間くらいはぶらぶらと散歩します。
ウォーキング・スポーツというほど大仰ではないのですが、良い運動になります。
また、お参りの際には作法に従っての立ち居振る舞いが必要です。
神社であれば、鳥居をくぐるところから一礼。手水(ちょうず)のお作法。そして二礼二拍手一礼の動作。お寺であれば、山門をくぐるところから、手水、鐘つき、お線香をお供えしての参拝など。
一定の動作を行うと、自然と心が穏やかになっていきます。無心でのルーチン動作によるマインドフルネス、そしておおらかな信仰心といったものが、平常心を保つ良いきっかけになるのです。
【高尾山でいただきました】
こちらは、都心からちょっと足をのばして高尾山にて。霊験あらたか~。
初心者おすすめコース(都内編)
では、実際に御朱印巡りに出かけてみましょう。
足の向くまま気の向くままに神社仏閣を訪れるのも良いですが、 先人たちが設定してくれた足跡を巡るのも乙です。ここでは都内でオススメのコースをご紹介します。
新宿山手七福神巡り
七福神様、言えますか?宝くじやおめでたい お正月の CM に出てきますが、なかなか名前をソラで言えませんね。調べてみました。「恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天」これで七福神です。
七という数字の魅力もあってか、七福神巡りも各所に存在しています。東京だけでも日本橋・谷中・浅草などなどたくさんのコースがあります。を。
その中でも、新宿のルートは神楽坂近辺の土地柄から風情があります。一番札所が神楽坂にある善国寺さんからスタート。雰囲気の良い街並みをぶらぶらと頑張って歩くこともできます。
【神楽坂:善国寺でいただきました】
江戸三十三観音様めぐり
江戸時代に西国三十三所(今の近畿地方)、坂東三十三所(今の関東)観音様巡りが流行した際、そのお江戸版として出来上がったのが江戸三十三観音霊場巡りだそうです。その後、時々に応じて入れ替えがあったとのことで、現在は昭和51年に改められた昭和新撰江戸三十三観音札所を言います。
一番札所は金龍山浅草寺、三十三番札所が目黒にある泰叡山 瀧泉寺。二十三区で言えば台東区・墨田区などの下町もあり、旧山手の文京区、さらには中野・新宿・世田谷区など各所に点在しています。出来れば札所順に回りたいと思うのは人情なので、のんびり日数かけて回るのがおすすめです。
【浅草寺でいただきました】
注意したい点
最後に一点だけ、注意点。
御朱印を頂くのは、必ずお参りを終えてから、ですね。スタンプラリーではありませんので、神様や仏様にお参りしてからご朱印をいただきましょうね。
穏やかなおおらかな信仰心が大切です。感謝の気持ちを忘れずに、頂戴しましょう。
では、楽しく穏やかに御朱印めぐりという小さな巡礼に出かけましょう。