こんにちは!カレー食べてますか? セイジュン(@39Seijun)です。全国47都道府県のご当地レトルトカレーをめぐる冒険の第9段。今回は、茨城県、熊本県、岩手県、奈良県です。
この4県のカレーは、都内の各県アンテナショップで購入させて頂きました。各地の名産品・直送の野菜なども並んでいて見て楽しい、買って美味しいショップでした。
茨城県:メロンカレー
パッケージの裏面に「生産量日本一である茨城県鉾田市の『メロン』と~」とありました。スイマセン、茨城県がメロンの生産量日本一だとは知りませんでした。
えっと、フルーツ系の都道府県カレーは久し振りかな。ぱっと思い出すのは岡山県の白桃かな、あれは美味かった。さて、今回のメロンは、というと、コク・旨味として後ろの方に引っ込んでいて言われないと気付かないかな~。煮込むとほぼ溶けてしまうだろうし難しかったか。かわりに前面に出てたのが、これも茨城名産という銘柄豚「ローズポーク」。豚の角煮的にゴロゴロと入っていて美味しかったです。
製造は茨城県鉾田市にあります(株)磯山商事さん。茨城県産ですね~。「茨城△磯山」でググると、磯山さんいろいとと出てきますね。ぱっと浮かぶのが磯山さやかさんですが、茨城には多い苗字なのかしらん。
さて、こちらは東京銀座にあります「IBARAKI sense」さんで買いました。茨城県のアンテナショップですね。銀座1丁目のオシャレな通りにありました。こちらでもメロン推しでした!
有楽町~銀座にかけて多くのアンテナショップがありますが、ここはまだ新しくキレイです。東京銀座の街歩きの際、お立ち寄りください。
熊本県:熊本城復興記念カレー
続いて熊本県から。【熊本県産銘柄鶏「赤鶏」手羽元入り】との謳い文句があっての「熊本城復興記念カレー」です。
まずはカレーの味から。容量たっぷりの200グラムのカレーは辛さはさほどではなく、タマネギ、トマトあたりの野菜の旨味がしっかり分かる味。そして、【熊本県産銘柄鶏「赤鶏」手羽元入り】の謳い文句どおり、ごろりと1本、大きな手羽が入っています。
しっかり煮込まれた手羽はスプーンで容易にホロホロと崩れていき、カレーと混然一体となっていきます。実に美味い。
食後の骨も、美味さを感じさせてくれました。
そして、パッケージには「1箱につき10円を平成28年熊本地震による熊本城修復債券の支援金として、熊本市へお送りします」と書かれてありました。
がんばろう熊本!
こちら、熊本県熊本市にあります「イケダ食品(株)」さんの製造。「銀座熊本館」で購入しました。お店に入る早々、くまもんがお出迎えしてくれるアンテナショップでした。
岩手県:あべどりバターチキンカレー
続いて岩手県から。「あべどりバターチキンカレー」です。
写真からは分かりにくいですが、器に盛ったカレーは割とトマトカラー。もうちょい酸っぱみがあるかなと思ったのですが、スプーン一口、バター&ココナッツの風味が広がります。
そして香辛料もシッカリと利いていて美味い。お肉はチキン。「あべどり」は東北に広く広がる鶏のようですね。ゴロゴロと肉が入っていてカレーと合います。ほんと、ふつーにお店で食べるバターチキンカレーが出来上がっています。
こちら、東銀座にあります「いわて銀河プラザ」さんで購入しました。こちら、岩手県のアンテナショップですが、都内の各都道府県アンテナショップでも老舗ですね。購入の際も、向かいにある歌舞伎座から流れてくるご婦人方とインバウンドの皆さんで盛況でした。
本品の製造は、岩手県盛岡市にあります、岩手缶詰(株)さん。素晴らしい社名!販売は、岩手県紫波郡にあります、岩手県産(株)さん。こちらも素晴らしい社名!
リピ買いしたい美味さでした。
奈良県:1300年カレー
今回ラストは奈良県から。「1300年カレー」です。キャッチコピーもすごいです。「奈良・天平時代の食材だけで作る幻の精進薬膳カレー」。
見た目はグリーンカレーのようですが、ルーのスパイスは刺激的でなくマイルドです。具材は、これはもう野菜がタップリ。特に根菜やキノコがゴロゴロと入っており、里芋・蓮根・茄子・椎茸あたりの食感が楽しめます。パッケージ裏面の「動物性食材を使わず、手間暇かけた味」とありましたが、優しい味でした。
東大寺の大仏開眼供養にインド人僧が招かれ、自前のスパイスで薬膳カレーを振舞ったとしたらというコンセプトで作られた1300年カレー、美味しかったです。
こちら、新橋にあります奈良まほろば館で購入しました。こちらのアンテナショップは、商品ほんど豊富でした。午前中の開店直後に伺ったのですが、お客さんも入っていて賑わってました。いい雰囲気ですね~。
カレーの生産は、製造が奈良県奈良市の社会福祉法人青葉仁会さん。販売が、同じく奈良市の(株)RAHOTSUさん。地元の食材で地元の皆さんが作ったまさにご当地カレーでした。