
こんにちは、セイジュン(@39Seijun)です。2025年早春・沖縄一人旅。備忘録第四話は、2日目の午後。今回の旅、最大の目的地ANA SPORTS PARK浦添で行われているヤクルトスワローズのキャンプ地訪問です。
2025年2月19日(水) 12:00 ~ 22:00
2025年2月19日(水)、午前中の奥武島訪問から一旦、那覇バスターミナルまで戻って来て、仕切り直しです。
12:20。那覇バスターミナルを出発。一路、浦添市を目指します。
琉球バス交通 【98】 県庁北口(国際通り・久茂地向け)に乗って、「浅野浦(真栄原・大謝名向け)」停留所で降りるというミッションです。
午前中同様、暗号文のようです。「県庁北口」ってすぐそこなんだけどなあ、つまり、そこを通過するとバス便名が変わるってことなのかなあ、など思いを巡らせますが、引き続きグーグルマップさまを信じて進むのみです。
定刻出発、国際通りを進みます。交通量も多くて渋滞、また乗り降りの清算でかなり時間がかかります。
ここでバスの乗り方について、まとめます。沖縄在住のかたは共通ICカード「OKICA(オキカ)」を利用される方が多いようですが、ここでは旅行客目線、現金での支払いをする場合で書きますね。
乗り降りは、前のドアからです。まずは降りてくる方がいるので、ドアが開いてすぐ乗ろうとすると運転手さんから叱られます、要注意。
降車客が終わって乗り込みます。沖縄の路線バスは乗った距離によって料金が異なる「後払い方式」で運用されています。ですので、乗車時にはお金を払わず、整理券を取ります。乗車地点の番号が書かれており、降りる時に必要になるのでなくさないように。
降りたいバス停が近づいたら、ピンポン押します。
ここで運賃確認です。運転手さん席の後ろにある運賃表示器を確認します。整理券の番号と運賃表示器の番号と同じ欄にある金額が料金です。まあ、事前にグーグルマップで料金分かっていますが、念の為シッカリ確認です。
バスが止まってから移動です。走っている際に席を立ったり、そもそも立っている場合でも前方への移動は厳禁。
さて、小銭がなくてお札を両替する際は料金ボックスの両替機能に1,000円札を入れます。小銭が出てきて、そこから料金と整理券をボックスに突っ込みます。これで降車可能、ミッション・コンプリート。
ここまでも結構大変なのですが、もう一つ問題があります。新札が使えません(2025年2月現在)。
ピンチ!運転手さんが別途旧札を持っていて新旧紙幣を交換してもらえましたが、イレギュラーの対応をして下さったのだと思います。つまり、バスを利用する前には多めの小銭、旧1,000円札が必要といこうことです。
以上 沖縄の路線バスの乗り方講座(2025年2月時点)でした。
さて、国際通りを過ぎたあたりから、片道2車線になりバスの進みも早くなり、乗車客も少なくなってスイスイです。国道330号をひた走り、目的地「浅野浦(真栄原・大謝名向け)」停留所につきました。12:55(定刻より10分ほど遅れ、でした)。
4車線の国道330号を大きな歩道橋を渡り、ANA SPORTS PARK浦添を目指します。
徒歩3分、丘を超えてPARK到着。
スワローズの選手の旗がたなびき、キャンプムード満載なのですが、昨日のジャイアンツキャンプに比べると全体的にのんびりムードが漂います。ネーミングライツで「ANA」の冠がついてますが、元来は浦添市立運動公園なのですね。公園内には野球場以外にも体育館やプールもあるようです。
ヨガマットを抱えて体育館に入っていく近所のご婦人がいたり、キャンプ見学も近所の高校生が学校行事で来ていたり、幼稚園児・保育園児が散歩で来ていたり、いい雰囲気です。
野球場バックスクリーン裏には、屋台、つば九郎神社、スワローズグッズ売り場があり、みんな楽しげ、笑顔です。
(この時の私は、そしていらっしゃっている観客の皆さんも、翌朝、本当に悲しい訃報が飛び込んでくるとは、想像だにしていませんでした…)
球場内に入ります。なかなかの入り。バックネット裏に陣取りました。日差しが出て暑いくらい、くぅ~球春!嬉しい!
グラウンドでは、ライブBPが行われています。ライブBPとは、ライブ・バッティング・プラクティスの略ですね。よくテレビ・ラジオの報道では「実践形式のバッティング練習」と訳されることが多いのかな。かつてシート打撃と言われていものとほぼほぼ同じだと思います。
投手・打者ともほぼほぼ実戦モード。ピッチャー前のネットもなく、内外野とも定位置でしっかり守ります。キャッチャー裏にはネットがあり、そのすぐ後ろに打者たちが並び、投球に併せてスイング。目を慣らしながら、スイング、スイング。
もうひとつ、審判も本気。審判団も各球団に散り、ライブBP他でストライクゾーンの確認をしているのですね。ストライク・ボールの声も高らかに!
ピッチャーは概ね打者5,6人と対戦していました。30球前後かな。打者も4打席ほど。石川ー村上、小川ーサンタナなど、かぶりつきで見られて大興奮でした。
打者:丸山、オスナ、サンタナ、村上、松本、内山、濱田
投手:石川、バウマン、小川 だったかな。メモが足りず&間違っていたらスイマセン。
1時間半ほどでライブBP終了。ほっと一息ついて、屋台で焼きそばと生ビールを購入。サードの奥、内野席の端っこ、ほぼレフトポール際に場所を移動してのんびり遅めの昼食(というか軽食)です。
グランドではコンディショニングが始まりました。野手組がライトポール際に集まっています。3人一組でセンターに向けてダッシュです。続いて、レフトに向けてダッシュです。つまり目の前。最初は一人でノンキに焼きそばを食べていたのですが、ワラワラと観客が集まってきました。超望遠のカメラを抱えた「つばめ女子」の皆さんの真剣さに、なんか焼きそばとビールとかやっててスイマセンw
コンディションング終了。15:00を過ぎ、この後は個人練習の模様。風も出てきたので、今日はこの辺で。
「浅野浦」停留所に戻り、15:13発の琉球バス【21】新都心具志川線を待ちます。
10分ほど遅れでバス来。那覇方面へ戻ります。30分ほど揺られ、ちょっと疲れてウトウトとてしまいました。帰りの路線は「おもろまち駅」停留所を過ぎたあたりから、国際通りを通らず、国道58号を行くようです。「那覇バスターミナル」まで戻らず、いつくか手前の「泊高橋〔国道58号〕」で降りました。
ここから国際通り牧志方面に向けてブラブラ散歩。10分ちょい歩いて16:15、天然温泉「りっかりっか湯 」に着きました。ビジネスホテル併設のスーパー銭湯です。ちなみに「りっかりっか」は沖縄の方言で「さあ、一緒に行こうよ」というニュアンスとのこと。なるほどね~。
今日一日、日差しのなか歩き回って、キャンプの砂埃・草いきれも浴びました。ホステルに戻ってのシャワールームだとちょっと寂しいので、大きいお風呂に来た次第です。
1時間半で、サウナ2セット、ジェットバス、外気浴と十分に楽しみました。
17:30、今夜も牧志公設市場方面に向かいます。市場横のお寿司居酒屋さん。オリオンの瓶ビール(中)、お刺身三種盛、とろたく細巻。沖縄の日没は遅く、2月のこの時期でもまだ夕暮れですね。歩き疲れを銭湯で癒し、喉の渇きをビールで潤す。ほんと、極楽です。
小一時間でお会計。ぶらぶら歩いて宿に戻りました。ちょっと休もうとベッドに横になり(というか部屋にはベッドしかないw)、15分ほど夕寝。19:30過ぎに目覚め、もう少し何か食べに行こうかと再度外出。
沖縄名物で、まだ食べていないもの、ということで、ステーキにしよう。
国際通り沿いには、ステーキハウス88、JUMBO STEAK HAN'Sと有名どころが何店舗も賑わっています。宿から出てきてすぐのところにも両者のお店があったのですが、あいにくどちらも満席。名前を書いて順番待ち、という雰囲気でしたので、さて、とうしよう。
そうそう。先ほど、牧志市場からの帰り道、一本裏通りにあった「やっぱりステーキ」はどうだろう。
ぶらぶら歩いていくと、ちょうど空いておりました。前日飲んだ後輩からも「やっぱりステーキ、安くて美味しいですよ」と聞いていたので、ここにしました。
ミスジステーキの小、ガーリックライス。鉄板ジュウジュウで、かなりレアな仕上がりのお肉を自分でもうヒト焼きできます。
肉、柔らかい!もうちょい固いイメージがしていたのですが、いい柔らかさです。塩、醤油、ガーリックソースなど味変しながらいただきました。
おなか一杯。時計を見ると20:30。
どっかでもう一杯飲もうかとも思いましたが、まあこのくらいで休んでおくのもいいでしょう。コンビニによって缶ビールを1本だけ調達。宿に戻って飲みながら21:00のニュースを見つつ就寝です。
明日は最終日。とはいえ、帰路の飛行機は最終便にしたのでまだまだ楽しみます。次回もお時間ありましたら、是非お立ち寄りください。