ITストラテジスト試験、午前Ⅱ問題の傾向分析と対策です。短い時間配分・少ない出題数。一問のミスが結構命取りになりかねない。足切りラインクリアに向けて早めの学習着手、がんばりましょう~!
こんにちは、セイジュン@エンジニア応援隊(@39Seijun)です。今回はITストラテジスト、午前Ⅱ問題の対策です。
午前Ⅱ問題を分析!
ITストラテジスト、午前Ⅱ問題。
この午前Ⅱから、高度情報処理試験も各試験分野別に問題が設定されます。
出題数:25問
出題形式:四肢択一(いわゆる4択)
足切りライン:60%
さて、午前Ⅱの対策のキモは、ズバリ簡潔。午前Ⅰと同じでヨシ!です。
・午前Ⅱ問題の対策も、過去問題を解くことに尽きる。
・最低でも3カ年分を3回解く。
アイテックさんの必携書、2025年度向け、新刊が出ました!
具体的にみていきましょう。試験時間は、10:50~11:30の40分。
午前Ⅰよりさらに短い超短期戦です。
出題数は25問で四肢択一。午前Ⅰと同じく、60%が足切りラインですから、15問正解しないといけません。10問しか間違えられない。
では、どんな問題が出題されるのでしょうか。
過去問題を見る前に、試験要領を見てみましょう。こちらも情報処理推進機構のサイトにあります。
セキュリティ、システム戦略、システム企画、経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ、企業活動、法務
以上がすべてです。ちょっと分かりにくいですかね。さらに深掘り。
試験要領では、試験区分別(ITストラテジストとか、プロマネとか、シス監とか)と、スキルレベルが、縦と横のマトリックスに並んでいます。
その中で、ITストラテジストは、上記の「セキュリティ、~法務」までが、出題範囲と明確に書かれています。ですので、少なくとも午前Ⅱでは、例えばデータベースの問題は出てこないという訳です。
ITストラテジストの役割を日常業務で担っている人(少なくとも、そうありたいと目指している人)にしてみれば、「WAFとは」といった問題に苦しむよりは、「エンタープライズアーキテクチャを説明したものはどれか」という質問には、選択肢から類推しても答えが導きやすいのではないでしょうか。
また、25問しかないというのは、出題範囲が限定的で、新しい問題が作りにくいという裏事情もあるのかなと邪推しています。ということは過去問が繰り返し出るということもあると裏読みできます。
結論として、午前Ⅱについても過去問題にシッカリあたっておきましょう、なるわけです。
具体的な学習法
おすすめ問題集は、2025年春版が出そろいましたら、また更新します。少々お待ち下さい。
2025年版、ITストラテジスト受験者必携の書、アイテックさんの総仕上げ問題集が出ました。
必ず購入!です。
また、具体的な勉強方法、時間配分は、午前Ⅰと同じでOKです。
では、次回は最初にして最大の関門、午後Ⅰの対策です。がんばりましょう。