生命保険の見直しのポイント【解約ではなく〇〇にしたらお得でした】

お金

生命保険。。。そう言えば入ってそのままになってる。。保険内容?覚えてないし。そもそも保険証書、どこにあるんだろう?

こんにちは!セイジュン@アラフィフ応援隊です。

今回は、生命保険の話です。私、50歳を契機に生命保険の見直しをしました。その時の気づきです。ホント、見直して良かった~、皆さんもゼヒ。

以下、私セイジュンの生命保険との関わりの歴史を紐解きながら、見直し点をまとめます。見直し時、解約ではなく、「〇〇〇〇済み」にしたら大正解でした!

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歴史1:生命保険のおばちゃんのアメチャンと引き換えに入った保険

日本人の二大買い物ってご存知ですか?

不動産(家・マンション)、そして生命保険だそうです。

私も、20数年前にその大きな買い物である生命保険に加入しました。

その時は、大きな買い物だとも思わなかったし、そもそも購入したという認識もありませんでしたが。。。
まず初めに入った保険は、日本の生命保険会社のもので、定期付き終身保険だったと思います(後に解約したので金額などがあいまいでスイマセン)。

定期付き終身保険とは、
1.保証期間が期限付きな部分=定期
2.死ぬまで保証されるもの=終身
が組み合わさって出来ています。

例えば、25才~60才までに亡くなった場合は5,000万円の保証
その後、60才以降については死んだら200万円の保証
こういった組み合わせです。

メリットとしては、収める保険料が安いのに若い間は肉厚の保証がつく、というものです。
当たり前ですが、これにはカラクリがあって、肉厚に保証されている期間(例でいう25才~60才)は、ほとんどの人が死なない。60才以降は保証が薄いというものです。

今では一般的な金融リテラシーになっていて、新入社員でも分かる事実なのでしょうが、20数年前のボンクラ新人(つまり私)は、保険のおばちゃんの「生命保険は万一の時の家族への責任よ~」という言葉に勧められるまま入ったと思います。当時、独身だったのですが。。。

「保険のおばちゃん」という漁師に、あわれ新入社員、一網打尽でした。
ちなみにその保険会社は合併合併で当時の名前はありません。

歴史2:外資系保険コンサルタント現る

その後、数年が経過。

友人から外資系保険会社のコンサルタントを紹介されました。

私が契約していた定期付保険終身保険のデメリット
・定期で保障されている期間の死亡率の低さ
・高齢者になってからの保証の低さ
を指摘し、全体的にフラットな保証を得られる終身保険へ入り直すことを進められました。

保険料は上がるのですが、貯蓄としても考えれるという提案に納得して、既存保険を解約し新規に入りなおしました。

まあ、今となってみれば次の漁師、現るという感じだったのかも、です。
それから20年弱。本当に時の経つの早いです。

歴史3:最後の見直し。解約ではなく払い込み済み

元気でやっておりますが、50歳までの間にそれなりに病気もしたし、手術のための入院もしました。その際には、終身保険につけいた入院特約が十分に役に立ってくれました。

ですので、日本の生命保険のおばちゃんも、外資保険コンサルさんも、いずれも本当にお世話になったんだと思います。安心と保証を買えたので。

とはいえ、50才をこえて、入院の時のことをふと思い出しました。

”かなりの大病だったんだけど入院期間ってそんなに長くなかったな。現代の医療は進歩してる、長期入院の保証ってそんなに必要ないのかな。会社の互助組合や公的な機関からも保険金なんかも出たし、生命保険だけでまかなう必要ないのかも”

そこで知り合いのFPさんに相談してみました。

コチラのオーダー
・他の保険に新たに入り直すことには過去の経験から懐疑的
・公的な保証なども有効でありことは実体験から認識している
・50歳、DINKSである家族構成から過度な保証はいらない

そこで勧められたのが、現在の保険を解約せずに、払い込み済みにするというテクニックでした。
保険を解約した場合、当然ながらその瞬間に保険の効力は切れます。そのかわりに、解約返戻金が戻ってきます。が、往々にして今まで払ってきた保険料よりも安くなって戻ってきます。今まで保証してくれていたのだというしょうがなさと、昨今の経済事情から保険会社側も運用が上手くいっていない証左ではあります。

他方、保険を「払い込み済み」にするとは、今まで払い込んできた保険料で、払い込み行為自体は済みにする。満期まで払い込むのに比べると累積の保険料は足りないが、今まで払ってきた分での保証は終身で確保できる。その代わり、現時点で解約返戻金は戻ってこない(解約した訳ではないので当たり前)。

私自身は、解約返戻金を今すぐ必要にすることもないので、その部分はOK。
そもそも今後払う保険料に疑問があったのと、保証自体が過剰かなという思いがあったので、その課題を解決してくれる「払い込み済み」を選択しました。

ここまで理論武装できたので、解約手続きはスムーズに行えました。また、保険プランナーさんとは、その他の保険商品についての意見交換も出来て、実に有意義でした。

是非、皆さんも保険の見直し、チャレンジしてみてください。

1日の打合せ、数日の熟慮で、生涯で何百万もの保険支払い額が変わってくるかもです。

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