前回の記事では80年代のユーミン・アルバムコレクションといったテイストでお届けしました。
何しろ、80年代、特に80年代後半は年間アルバムチャートのTOP3に、ほぼ毎年ランクインされる状況でしたので、それだけでいっぱいいっぱいの記事でした。
さて、そんな中、今年(2022年)はユーミンデビュー50周年というアニバーサリーイヤーで色んなイベントが盛り上がっておりまして。
7月18日にはNHKFMで「今日は一日ユーミン三昧」という特番がありました。
れっきとしたNHKアナウンサーにしてガチのユーミンファンの小山径アナの進行。スタジオゲストが
ビビる大木さん、千秋さん、佐野史郎さん、清塚信也さん、清水ミチコさん、石川ひとみさん、メッセージも薬師丸ひろ子さん、原田知世ちゃん、JUJUさんとユーミンファン・ゆかりのある面々がお昼から夜の9時過ぎまで、とにかくユーミンの曲をかけまくり、ユーミンのことを語り尽くすというファンにとってはたまらない番組でした。
で、その中でリクエスト集計によるTOP50で盛り上がりまして、その結果がこちらです。
(トップ画像も、こちらから引用させていただきました)
ここで一曲ずつ語り直したところで「誰だお前は」となりますので、皆さんのユーミン・ライフをご支援する意味で、以下、3つ行いました。
まず、ひとつはTOP50の発表年代順ソート、つまりは「ユーミンTOP50」年表です。
二つ目は収録アルバムベスト3の集計です。
三つ目がスポティファイによるプレイリスト作成です。
まずは、こちらから、TOP50の年表です。
「ユーミンTOP50」年表
早速、発表します。以下の通り!
まずは70年代。
続いて80年代以降。
各楽曲のアルバム発表順、アルバム内は収録順でソートしました。オリジナルアルバムに収録のない楽曲についてはシングル発表順、シングル内も収録順(A面、B面)です。「まちぶせ」については、オリジナルアルバム収録はCowgirl Dreamin'(1997)ですが、1976年三木聖子さんへの楽曲提供時の1976年にマッピングしました。ちなみに、今回のラジオに参加、生唄ご披露された石川ひとみさんのカバーは1981年でして、敬意を表して81年にマッピングしようかと思いましたが初出を選択しました。
ミスなどあるかもしれず、また本来の発表順であればシングルまで網羅してとなりますが、ひとまず良しなに。暖かい目で見守って頂ければ。
収録アルバムベスト3
さて、収録アルバムベスト3。年表で既にネタバレになっていますが、改めて。
第3位。同数で2枚。年代順に発表しますと、4曲収録で、「14番目の月 」!!
44位に「天気雨」。32位に「グッドラック・アンド・グッド・バイ」。7位に「晩夏」、5位に「中央フリーウェイ」。1976年発売です。
もう一枚、4曲収録で、「DA・DI・DA」!!
47位に「メトロポリスの片隅で」、40位に「たとえあなたが去って行っても」、37位に「シンデレラ・エクスプレス 」、18位に 「青春のリグレット」。1985年発売です。
そして、第1位が5曲収録、なんとセカンドアルバム「MISSLIM 」!!
39位に「魔法の鏡 」、26位に「あなただけのもの 」、10位に「瞳を閉じて」、4位に 「やさしさに包まれたなら 」、3位に「海を見ていた午後 」。1974年発売です。
TOP50:Spotifyでプレイリスト作成
こちら完全にご奉仕です(自分で言うなですが、誰か褒めてください)。
ミュージック・サブスク・サービスのSpotifyで、TOP50のプレイリストを作成しました。自分のために作ってみたのですが、せっかくなので公開します。こちら無料会員でも音声広告が入りますが楽しむことができます。ご活用下さい。
今回の番組、そしてTOP50の感慨
さて、「ユーミン三昧」というラジオ特番を聴いた感慨などをツラツラと。
まずは、番組制作者の皆さんも、ほんとユーミン大好きな番組だったんだろうなあと。ゲストの皆さんもそうですが、特筆すべきは進行の小山アナのユーミンファンっぷり!NHKらしい落ち着きと公平公正の端々からユーミン愛が漏れてきていて、思わず小山アナでググってしまいました。Wikiによると「新潟県新潟市出身。新潟明訓高等学校、早稲田大学社会科学部卒業後、2000年に入局。体が大きいのが特徴。」とのこと。なんだろう、体が大きいって。。。
つづいて、ランキングについて。やっぱりリスナーそれぞれの「思い出の一曲」リクエストとなりましたね。リスナー層が、ユーミンちょい下世代(50代、60代がコアだったのかな)だったのでしょう、結果としてランキングは70年代が24曲、80年代が22曲、90年代が4曲でした(ワタクシ調べ・カウント)。例えば、アルバムセールス的には1994年の「THE DANCING SUN」のダブルミリオンがトップですので、オリコンチャート的セールスランキングとはまた別な至極パーソナルなものになりました。これをどう見るかは聴き手の問題。
個人的には、FMラジオという良い音質で、休日の午後から夜にかけてまさにユーミン三昧の時間を過ごせたことに感謝です。また、Twitterと連動して「#ユーミン三昧」のタグで皆さんと絡みながら楽しむことができました。次回、「ユーミン三昧」が行われるとしたら、ぜひユーミンの楽曲(呉田軽穂名義も含めて)を他の方が唄う、いわゆるSONGBOOK形式のランキングをやってほしいです。
さて、80年代あいうえお辞典、ちょっと脱線しましたが、次回は「み」の項。これもユーミンつながりであの方にしようと決めております。ではでは。