10月1日、「都民の日」で都内の小中学校や都立高校は休みになったり、その他イベントも開催されました。都立の施設も無料開放となりましたが「都立」と名の付く施設といえば「都立上野動物園」。無料の声に誘われて行ってきました。
こんにちは、セイジュン(@39Seijun)です。先日の2024年9月のマンスリーレポートに書きましたが、2023年3月のFIRE以降1年半が経過した中で、最も過ごしやすかったのが昨年の10月でした。風も空も街も自然も美しく、晴れても雨でも穏やかに過ごせました。
ということで、今年2024年10月も外に出て街や自然を楽しもうと思います。その第一弾として10月1日「都民の日」にあわせて上野動物園に行ってきました。
上野動物園着、まずはパンダを見る
上野駅着。この日は別で動いている「東京メトロ全駅制覇」プロジェクトの佳境でもあり、朝から東京メトロ日比谷線に乗っておりました。で、上野駅に着いたのが9:40。
上野のお山を上り西郷さんを横目に見ながら一路、上野動物公園へ。到着は9:50ごろだったか。
動物園正門は無料につきフリー通過。
都内小学校がお休みなので、ご家族ずれが多い印象です。インバウンドの方も多いなあ~。動物園なぞ来るのはホント数十年ぶりなので、普段の様子は分からないのですが、土日に比べると少なめ、普段の平日に比べれば多いというところでしょうか。
上野動物園は大きく東園・西園と分かれていて、正門を入ったところが東園。こちらにはゴリラ・トラやサル山・ゾウなどがおりますが、上野動物園といえば「まずはパンダ」ということで、西園の「パンダのもり」に向かいます。途中、一般道の上を通る「いそっぷ橋」を渡り、不忍池を見下ろしながら西園へ。普通に歩いて5~6分、いやもうちょいかかったかな(お子さん連れ・ベビーカーだと10分ほどみておいたほうがいいかも)。
さてさて、「パンダのもり」が見えてきました。開園から20~30分というところで早くも行列。最後尾に並ぶと警備の方が「60分」という看板を掲げました。
うーん、やめとこうかなと思ったのですが、列自体はロープ・ポールに沿って前に進んでおり、まあ並んでみようかとなりました。
こういう行列もかつては無法地帯でしたが、昨今はみんなルールを守ってお行儀もいいし、並んでいる間の時間つぶしも上手だなと思います。警備・係員側も、行列の流れを各種ツールで上手く誘導してくれました。
あ!、遠くにパンダが見えた。
そうそう、ちなみに現在の上野動物園には2頭のパンダが展示されています。ちょうどこの日にリーリーとシンシンが中国に返還されて、シャオシャオ(オス)、レイレイ(メス)の双子2頭がいますが、今年の4月から別々に展示されているとのこと。
おお、まずはシャオシャオです。
今日はシャオシャオは戸外の展示スペースに出ていたので、遠目にも見えたということですね。列の最前列が10名ほどのブロックに分けられて凡そ1分程度で次のエリアへ誘導されるという動線になっています。直前の3~4ブロックでパンダをじっくり見られるということで、一瞬でおしまいということはないです。
パンダの動きそのものはモチロン気まぐれなのでしょうが、この日のシャオシャオは戸外のスペースを左右に動きまわってくれて、多くの観客が近くで見られました。
続いてメイメイ。彼女のほうは観客に背を向けたままで食事中。観客の持ち時間いっぱいこの姿勢が変わらずで、まあオットリとした性格も分かってこれはこれで楽しかったですね。
それにしても、パンダかわいい。そしてその日によって「見えた見えない」もあるので、そりゃ好きな人はリピーターになるわな、と理解しました。
上野動物園西園:アフリカの動物たち
という訳でパンダ観察終了。ベンチはアチコチに豊富にあり、立ち疲れた足を休めたいところですが、あいにくパラパラと小雨が振り出しました。時刻は11:00。あと1時間、ささっと回ろうかとなり、まずは今いる西園でどこかな~とマップを見まして。
こちら、キリン。
サイ。
カバ。カバは見ている間、ずーっと水中にもぐっていました。
上野動物園東園:サル山・ゴリラにゾウ・クマ
いそっぷ橋を再び渡り、東園に戻ってきました。サル山では、また別の社会が広がっておりました。
最後に、ゾウやトラといった個人的イメージの中にある「まさに動物園」というエリアも拝見。
いずれも展示スペースが工夫されていて、見る側も動物側も落ち着いて見ることができます。
そして、ゴリラ。
事前に動物園のHPを拝見したところ、こちらで使用済み携帯電話の回収をしているという記事を見かけ、ちょうど実家断捨離で発掘した亡き父のガラケーとらくらくフォンを置いてきました。
時計を見ると12:00をちょっと回ったところ。いいころ合いかなと動物園撤収となりました。
動物園、訪れての感想
何点かランダムに。
動物園に来たのもウン十年ぶり。パンダはたしか小学校2、3年の頃にランラン・カンカンを一度見た記憶があるので、それこそ50年ぶりかな。当時に比べて、今回はノンビリ見られました。混雑度合いの違いもあるのかもですが、総じて施設そのものが良くなっており休憩スペースなどの工夫もあってゆったりとした雰囲気の中で動物観察ができました。
さささ~と見て半日。子供ずれでお昼も食べたり、あるいは大人でも一つ一つ丁寧に観察すれば丸一日となると思います。逆に美術館・博物館といった上野全体を回るなら、(込み具合によりパンダを諦めるか否かにもよりますが)1~2時間程度で見たい動物をピックアップして観察、ということも出来ると思います。
今回は「都民の日」で無料でしたが、通常でも入園料オトナ600円と安いので、さささっと回って動物園の雰囲気を楽しむというのもアリですね。また年パスが2,400円で4回以上訪問で元が取れる計算で破格なので、こりゃ好きな人はリピになるわな~。
10月1日 都民の日に無料開放になった施設(2024年)
ちなみに、東京都のHPにある「広報東京都」令和6年9月号に以下の記載がありました。
【庭園】
浜離宮恩賜庭園
旧芝離宮恩賜庭園
六義園
小石川後楽園
旧岩崎邸庭園
向島百花園
清澄庭園
旧古河庭園
殿ヶ谷戸庭園
【動物園・植物園】
上野動物園
多摩動物公園
葛西臨海水族園
井の頭自然文化園
神代植物公園
夢の島熱帯植物館
東京港野鳥公園【美術館・博物館等】
東京都美術館「大地に耳をすます 気配と手ざわり」
東京都庭園美術館「建物公開2024 あかり、ともるとき」、庭園
東京都写真美術館「TOPコレクション 見ることの重奏」
「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ」
東京都現代美術館「MOTコレクション」
江戸東京たてもの園
そうか、庭園に行くという考え方もあったのか~。お子さんが少な目で良かったかも。そてゃ水族館ね~。ここもイイな。来年、考えます。ではまた。