【兜神社と東京証券取引所】兜町に行ってきました!

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セイジュン
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2024年8月上旬。前々日に日経平均過去最大の下げ幅、前日は過去最大の上げ幅という大荒れの頃、日本の金融市場の中心地・兜町を散策してきました。街は至って静かだったのだ。

こんにちは、セイジュン(@39Seijun)です。日経平均4451円安、3217円高…日本の利上げ?米国の景気後退懸念?トリガーは色々と考えられるのでしょうが、過去最大の下げ幅/上げ幅を繰りひろげた日本の金融市場。さてさて、そういえば金融市場の中心地、兜町って行ったことがないな~ということで今回散策してきました。

 

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兜町駅はない。最寄りの駅は茅場町

「兜町」は、正式には東京都中央区日本橋兜町といい、「丁目」の設定のない単独町名です。また「兜町」という名称の駅は、JR・私鉄・地下鉄いずれにもなく、最寄りの駅は東京メトロ東西線「茅場町」です。

東西線は、西側:中野区「中野駅」⇔東側:千葉県船橋市の「西船橋」と、東京を【東西】に貫いていている地下鉄です。その中ほどに、東京の中心「大手町駅」があり、そこから東(千葉より)に2駅めの駅が、「茅場町駅」です。大手町→日本橋→茅場町です。

さて、茅場町駅を降りて地上へと出ると、永代通り。

 

その永代通りを隅田川のほうに一本行ったあたりが兜町です。日本橋、永代通り、大川(隅田川)といった具合に江戸の頃から商業の中心地であったエリアです。

 

兜神社と日本橋日枝神社

まずは神社にお参りに行ってみます。

事前に「兜神社は小さく無人の神社。御朱印は近くの日本橋日枝神社で頂けます」との情報を調べておりました。地図を見ると、日本橋日枝神社のほうが茅場町からも近いので、こちらを先にお参りすることにしました。

 

こちら、正式名称は「日枝神社日本橋摂社」。

「摂社」とは、神社本社とは別に、その神社の管理に属し、その境内または神社の附近の境外にある小規模な神社のこと ~WIKIより~

 

赤坂の日枝神社にはちょうど1年前の「夏詣で」でお参りしたのですが、こちら日本橋は初めてです。本社は大きな神社ですがこちらはこじんまり。ですが、酷暑の中、鳥居をくぐると神社特有の清涼感がありました。

兜町という土地柄からか、運気上昇の「上向き狛犬」もありました。

 

お参りのあと、社務所で御朱印をお願いしました。日枝神社の御朱印とともに、兜神社の御朱印もこちらでいただけました。

 

さて、では続いて兜神社に行ってみましょう。通りをそのまま進むと、東京証券取引所が見えてきます。表玄関は、よくニュースその他の報道でも目にするので、おお、東証かとパッと見、すぐに分かりました。

 

東証も行ってみたいのですがまずは兜神社にお参りしようと、東証表玄関から建物沿いに回り込みます。兜神社は東証のすぐ隣にあるのですが、とは言っても建物の規模は東証のほうが大きいので、地図をたよりに進みます。

と見えてきました、兜神社。

 

無人の神社ですが、掃き清められていて静かな空間です。お参りをさせていただきました。

 

東京証券取引所へ

さて、通りを渡って東京証券取引所へ。さきほど通り過ぎた表玄関の他、何カ所か入り口がありますが、見学受付は1箇所。警備の方も各入り口に立っており、見学受付を誘導してくれます。

ボディ・スキャナー・ゲート(空港などにある探知機)を通って、見学受付へ。今回は事前予約なしで訪れたのですがOKでした。特に身分証明書の提示をする必要や何かのシートに記入することもなく、受付の方から注意事項の説明を受けて見学コースへ。

 

まずは1回にある資料室へ。ちょうど紙幣の新札切り替えがあり、渋沢栄一推しでした。

東京証券取引所の前身、東京株式取引所は、明治11年5月10日、東京実業界の有力者であった渋沢栄一、三井養之助、三野村利助、福地源一郎らが、帳合米取引制度を大幅に取り入れた株式取引所条例に基づく株式取引所の設立を出願し、同月15日に大蔵卿大隈重信の免許を受けて設立(資本金20万円、株主95名)されました。~東証HPより~

当時の貴重な資料なども閲覧することができ、なるほど~です。

さて、続いて2階に上がります。吹き抜けのコーナーから1階を見下ろすことができ、よくテレビニューズなどで映される東証Arrowsの大掲示板を見ることができます。

 

昔々は、ここで株主仲買人の立ち合いが行われていたのでしょうかね。今はまったくの無人。サーバーが静かに動いているだけで、大掲示板の前ではNHKのかたが株価の動きを撮影しておりました。この日は前々日・前日に比べれば大ニュースというほどではなく(それでも日経平均は1,000円台で動いてましたが)静か~でした。

 

さて、一階に降りて受付近辺で昔の建造物や銅像などを拝見して見学終了。

何かお土産でも買おうかなと思ったのですが、有人売店・スーベニアショップはなく、大型の自動販売機がありました。

 

せっかくなのでボールペンを買ってきました。あろーずくん、です。

 

全体で40~50分ほど。今回は事前の予約もなしに訪れたのですが、東証のホームページを見ると予約ありの見学コースもあり、そこでは詳しい説明や音声ガイドもあるようです。特にお子さん向けには金融教育のコース・コーナーもあるようなので、夏休みなどの社会科見学手的に訪れるのもありかと思います。

さて、外は35度近くの猛暑でしたが、建物内の快適な空間で汗もひきました。今回はこれで見学終了です。

 

茅場町周辺は、食事処も多くあります。歩いているだけでもお寿司屋さん、うなぎ、焼き鳥など江戸前の老舗店舗がありそうだなと伺えました。食べ歩き+神社お参り+社会科見学といった向きで、ご家族・デート・一人散歩とどなたでも楽しめると思います。ぜひぜひ。

 

では、今回はこれまで。引き続きよろしくお願いします。

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