ITストラテジスト試験におすすめの雑誌は、日経BPから出ているあの雑誌です。
こんにちは、セイジュン@エンジニア応援隊(@39Seijun)です。今回はITストラテジスト対策におすすめの雑誌について、です。
日経コンピュータ:午後Ⅱの論文対策にお勧めの雑誌
結論から行きましょう。
ITストラテジストの午後Ⅰ・午後Ⅱ対策でおすすめの雑誌は、日経コンピュータ、一択です。
すぐに定期購読を申し込むことをお勧めします。
以下、その理由です。
IT関連の雑誌を読む目的は、次の3つです(重要順)。
2.午後Ⅰの事例に近い読み物で感を養う
3.最新の技術トレンドなどを把握しておくことで、午前問題で1つでも2つでも正解に繋がるとおいしい
以下、ひとつづつ見ていきましょう。
午後Ⅱの論文での素材収集
本来、高度情報処理試験の論文では「あなたの経験に即して」事例をピックアップしないといけないのですが、最適なプロジェクトに携わる経験は、それほど多くはありません。
だとしたら、雑誌などで多くの事例を読み、それを自身が経験した「プロジェクトの概要」に置き換えるしかないです。
まあ、実際の「あなたの経験」をIPAさんが実査にくることはあり得ないですしね。
と言ってはミモフタモないですが、雑誌の事例(それが成功事例であれ、失敗事例であれ)を自身の経験に置き換えて論文を作成することは十分アリですよね。
特に、名物連載記事である「動かないコンピュータ」は、失敗事例を扱っています。
裏を返せば、課題に対する対策(あの時、こうしておけば良かった)が満載ですので、事例込みで課題・対策を読み込んでおけば、論文対策に直接つながります。
午後Ⅰの事例に近い読み物で感を養う
また、「動かないコンピュータ」と併せて、「ケーススタディー」や「フォーカス」といった連載記事では、事例そのものの書き方が、午後Ⅰの設問文に良く似ています。
例えば、概要から的を絞って事例を説明する点、インタビュー形式で担当者の所見を挙げる点など、午後Ⅰの練習として読み込むことも出来ますね。
特に、読みこなし(多読)の練習として考えると、過去問題集では扱えない数を雑誌で補うことができるといえます。
更に言えば、新技術・新しい概念などは、時間的に、参考書・問題集ではアップデートしきれないのが実情と考えられます。
例えば、2021年度の午後Ⅰの4問は、こんなテーマでした。
2.小売販売とインターネット通信販売の融合について
3.新規ビジネスの企画について
4.AIを用いた節電義手について
さすがに、ここまで新規性の高いテーマを具体的な事例に落としてまとめることは参考書・問題集と言った「学問」の視点では厳しいです。こういう旬・ナマのテーマは、「日経コンピュータ」から吸収するしかないかなと思います。
午前Ⅰ向け、最新技術情報の確認
最後に、最新情報・新技術を短めの文章で端的に紹介してくれる小コラム群。
こちらは、4文字略語やカタカナテクノロジー用語を、暗記ではなく記憶に定着させることに役立ちます。
最新の技術動向から実際のプロジェクト事例など幅広く知るには、「日経コンピュータ」がベストです、というか唯一無二ということです。
日経コンピュータは、期購読がオススメ
このように情報満載の日経コンピュータですが、隔週刊誌なので、発売ごとに書店で購入することもできますが、おすすめは定期購入を申し込むことです。
現在、以下のリンク先からだと1年の定期購読で22%引き、3年だと46%引き(ほぼ半額)で申し込むことが出来ます。
定期購入をすることで割引価格になるというコスト面の優位性があることに加えて、郵送で送ってくるので買い漏れがないといった利点もあります。
もしも、貴方が会社や団体など組織に属している場合、図書費・資料費からなど、団体の予算から購入することを申し出ることもアリです。言うのはタダ、物は試し、是非チャレンジしてください。
もしも、組織の予算はダメ、となった場合も、周囲の学習仲間と割り勘で定期購読・回し読みなどもありです。
ぜひ、情報処理試験・ITストラテジスト対策に、「日経コンピュータ」を!
では、また次回。ITストラテジスト合格に向けて、勉強がんばりましょう~。